第349話 偶然は必然

2011年02月22日 06時31分54秒 | Weblog

不思議なことがおこりました。

作品展を鑑賞しておりましたら、館内にいた方とお話をする機会がございました。
私がブログを書いていることすら知らない方です。
なのに、「できあがったものは、どうやったって自分なの。自分に似てしまうもの。
人間は客観的に物事を見ることなんてできない。
見た時に自分を通して見るから、必ず主観になってしまうものなの」
この言葉を受けて、ブログを綴っていること、削除したことを打ち明けました。
すると、「消すんじゃなくて、その時はそうだったんだから、それでいいんじゃないの?
あの時はこうでした。でも今はこうですって。変わっていけばいい」

取引先の方とお話をする機会がございました。
私のブログの存在も知らない方です。
なのに「僕ね、ホームページを作ったの」と雑談が始まって、
「でも、誰でも見れるって、あれって怖いよね?
人を傷つけないようにって思ってやってるんだけど、
受け手がこっちが思ってもみない方向に解釈することってあるでしょ?」
って、まさに今の私のブログの現状ではないか・・・「わかります!」
雑談に花が咲いたのは言うまでもなく、和やかに業務終了。

出張先から社に戻るまでの間に、思いがけない人に出会います。
その方は「○○さん(←これ、私の名)の入れたお茶は美味しいね」といってくれた方。
(「第336話 一杯の忠誠心」参照)
ご退職後、久しぶりの再会です。
「いつもブログ見てるよ。 あれ、消さなあかん話かな? いい話やから惜しい」と。
読んで下さる方、応援して下さる方の存在を感じて、これほど嬉しいことはありません。

こんな偶然、あるのでしょうか・・・神の思し召しとも思える三つの出来事。
あるんですね。こんな不思議なことが。 ありがたいことです。


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