我が町の登校システムは、住んでいる場所で部団(チーム)が決まり、
一番端っ子から出発、各待ち合わせポイントごとに人数が増えていく。
我が家の場合、息子が出発地点(その部団で小学校から一番遠い位置に居住)になるため、
入学前に部団登校ルート(待ち合わせポイント)を知る必要が発生。
引っ越し前から部団長に連絡を取り、一緒にスクールゾーン確認をしていただいた。
本来なら小学校ともなると息子を玄関で見送らなければならないのであろうが、
部団登校といっても出発地点のため息子一人、私も一緒に待ち合わせ場所まで歩く。
遠足の日の朝、お弁当にお箸を入れ忘れたことに気づく。家に取りに帰る時間はない。
待ち合わせ場所前にお住まいの保護者の方に事情を説明、
急な申し出にも関わらず快く割り箸を譲ってくださった。
親子共々新入りなのでわからないことが多々あり、待ち合わせ場所で色々教えていただいている。
この町のやさしさに触れ、気持ちは「魔女の宅急便」・・・落ち込むこともあるけれど、私、この町が好きです。
3月に転居を決め、(第704話 そういう気分)
4月から入居可能な状態なのだが、
春の繁忙期に勤めながらの引っ越し作業はなかなか進まず、
両家(旧居と新居)を行ったり来たりの生活。
思ったより時間がかかる原因を自分なりに考えた結果、台所にあった。
新居に行った時、窓から見える土手の緑に大いに心癒されるのだが、
長居はできても泊まれないのは、ご飯を作る場所と環境が整っていなかったから。
自宅と旅館の大きな違いは台所の有無。
台所と食材のある旧家についつい戻ってしまうのだ。
あまりにも生活感があふれる場所すぎて、
どこか遠くに行きたくなるが、やっぱり自宅に帰るとほっとする。
台所が生活の拠点であることを感じた二重生活となる。
第一の壁「牛乳」。
もともと食物アレルギーがあったため牛乳を摂取できなかった期間が長く、
飲めるようになった時にはそのお味がお気に召さずで、積極的に飲むということがなかった。
ところが、小学校では毎日200mlのノルマが課せられる。
第二の壁「時間」。
給食は30分以内に食べ終わらなければならない。
好きなおかずを最後に食べようと残していたら、時間がきて回収。
牛乳と格闘していたら、時間がきてデザート回収。
デザート回収事件は、衝撃だったようで私に語りながら泣いていた。
第三の壁「日直」
初めての日直を前に「日直嫌やから、学校行かへん」宣言。
恥ずかしがり屋の彼。
みんなの前に出てのアナウンスがストレスとなり、登校拒否。
(ママは日直ごときで休ませません・笑)
小1の壁をロッククライミング中の息子。
目の前に立ちはだかる壁は大きいが、あのてっぺん目指して、頑張れ、K。
(前話の流れから)結果発表。
プレゼン時の気持ちをたとえるなら・・・
高校時代、中間テストの朝、準備不足で吐きそう。
試験問題を見た時、
やっぱりちゃんとやっておけばよかったと焦る。
焦りから集中力を欠き、ケアレスミス連発。(要は、かみまくり)
それでも必死になんとか終える。
勉強してなくても「終わった」と事実にまずは込み上げる解放感。
でも、100%、心からの喜びではない。
自業自得とはいえ悔しさもある。(深夜に目が覚めてしまう)
今回の反省点を生かして次回の期末テスト、頑張るぞ。 といったところ。
テスト終了後の気持ちに似てるとはいえ、
私はもう学生ではない。お給料をもらう以上、今回の欠点と反省点は即・解明。
約一ヵ月後の次回、リベンジをはかる。
さて、私が自分で自分を褒めてやりたい唯一の部分、
それは、中間テストがあることをずっと忘れないところ。
どうすればよくなるのかをずっと考えていた。(GWも心が晴れず、頭の片隅にあった・涙)
結果、アンケートの感触から昨年よりはよかった。(と思う)(と信じたい)(笑)
一年に数回だけ泣きたくなるほど辛い朝があるというようなことを話していたような。
昔の記憶なので、はっきりした文言は思い出せないが、
深夜に近い早朝出勤を繰り返す日々の中、
アナウンサーという仕事は大好きな仕事なのだが、
どういうわけか 訳もなく辛い日があるというような、そんな話。
そんな話をなぜ今?
私が今そんな気持ちだからである。
永井美奈子さんと異なるのは、訳があって辛いところ(笑)
今日は私にとって重要なプレゼンの日。
一年に数回泣きたくなるほど辛い朝というのは確かにある。
泣きたいを通り越して吐きたいレベル。結果はこの次の話で・・・
初めてシリーズ。
今週の木曜日は、初めての遠足だった。
小学校では事前に「はるのえんそく」(しおり)がいただける。
保育園時代と行き先が一緒なのが面白かったが、
このしおりの存在でぐっと小学校度合いが高くなる。
「えすかれあたあにただしくのり、まなあをまもってけんがくする」
この全てひらがなで書かれてあるが故に大人にはかえって読みにくいしおりが1年生っぽい。
久しぶりに見た「おやつ(200えんまで)」の文言懐かしく、
気合い十分で挑んだお菓子コーナーは、子供一人で選べない税抜き表示・・・
足していった端数に8%かけるのはややこしく、
200円から8%を先に引いた184円を目指して選ぶことにする。
駄菓子を前に母一人暗算タイム。
よりよい品をより多くの組み合わせが非常に難しく、足しては超えて御破算(ごわさん)繰り返す。
おやつ(200えんまで・ぜいぬき)に改定してほしい(笑)
小学校入学を前に
地元の小児科から紹介状をいただき、アレルギーセンターに通い始めて約8ヶ月。
休日出勤の代休を通院にあて、ついに受診結果(最終報告書)をいただくこととなる。
本日までに食物アレルギーとしてはほぼ問題なく日常生活を過ごせるようになりました。
(経過省略)
学校給食でも除去せずに、問題なく過ごせております。
接触性に口唇の局所的な腫脹は認めましたが、その他問題ありません。
以上より、当方でのフォローを終了し、
改めて貴院での必要時のご対応をお願いしたく思っております。
ご紹介ありがとうこざいました。
目の前で私にも聞こえるように話しながら小児科担当医への受診報告書をご作成くださいます。
私はそのひと言一言が感慨深く、
「嬉しいです・・・なんだか修了書をいただく気分です」と申し上げたところ、
そんなことを言う保護者は今までなかったようで記念に控えをいただけた。
記憶ではなく、治療経過を左手に見ながらここに記した通院終了文。
牛乳も卵も小麦もだめ、
食物アレルギー対応ミルクを飲んでいた赤ちゃんの頃からこれまで、ここまで色々あった・・・
私にとってやはり感慨深い修了証明書である。
訃報が届く。
のほほんと我が家が過ごしていた時、別のところでは父親の死を迎えていたことに
ショックを受けながら、故人との思い出とその早すぎる死を思う。
亡くなったのは、初めての上司・H次長である。
私が最初、入社した折は課長で各課への挨拶回りを共にしていただいたことを思い出す。
最初の上司であるH次長には「考えて仕事をする」ことを教わった。
今もその教えを守り、絶えず考えながら仕事をし、気づいたことは改善に努めている。
育児休暇中に体調を崩されたことを聞いてから7年ほどになろう。
きっとその前から体調不良を抱え、
術後からの闘病生活はご本人にとってもご家族にとっても色々あったことと思う。
気丈にふるまう奥様とお子様の様子に突然のことではなく覚悟あってのことだと思うが、
覚悟あったとしても現実としてのその衝撃は計り知る由もないほどもすさまじいものだろう。
立派に成長されたご子息とお嬢様のご様子にH次長の父としての存在を思う。
会葬辞退であったが、
最後にどうしても一目お会いしたく、こちらの思いを通す形で行った昨日の通夜から今なお、
H次長に心からの感謝とご冥福を祈るばかりである。
仕事に就くことの大切さ(フリーターでは貯まらない)、
保険に入ることの大切さ(少しの投資で大きな保障)、株の怖さを知った。
幼い頃にゲームという形で刷り込めたのはよかったが、
勝っては笑ってもう一回、負けたら泣いて殴られもう一回、
このゴールデンウィークに何度人生ゲームをしたことだろう・・・
途中気をそらそうと「キョウリュウジャーのDVD、見る?」の提案むなしく、
「僕にDVD見せて、人生ゲームせ~へんつもりやろ。あかんぞ」と見破られ、
誘導失敗・・・言葉の裏を読みとる成長に涙する。
え、なに突然。
ボールはともだち・by「キャプテン翼」、みたいな台詞は・・・
「え~、なにかな~」と流し気味の母に「コロン」と真面目に答える。
結構真剣に考えてる・・・
定時に終われるわけではなく、帰宅後に仕事をしたり、考えたり。
ここに物を書く時もそう。
頭の中で言葉を組み立てている時、邪魔されたくない。
息子に話しかけられると「後で」と先延ばしにしてしまう。
ごめん、ちゃんと会話してなかったねママ。
「すっごい素敵な名前やん!!」反省を込めて、会話に集中する。
「コロコロ転がるから、コロン」
「そっかぁ・・・コロン。いい名前だねぇ」
今、向き合うことの大切さを思い出しては・・・すぐ忘れる母を許して(笑)