第1321話 覆面調査員

2016年09月03日 06時21分00秒 | 泊まる(ホテル・旅館)

久しぶりのプチ・ホテルジャンキーシリーズ。 新しい旅館編。

 

こちらのお宿は、インターネット予約後、

旅館の案内冊子と宿泊確認を含めたお手紙を郵送のひと手間にて

旅への期待とぬくもりを演出。(いいね!)

また、チェックイン時、

ウェルカムドリンクと館内説明をおききしている間、

先に荷物をお部屋まで運んでくれるシステム。

体の大きい主人は事前に準備されている浴衣のサイズがあわないことが多く、

「特大」に変更を申し出ることが多いのだが、

チェックイン時、先に荷物を運んでおく ひと手間と共に

お客様の体型を見たうえで浴衣を準備(設置したものを変更)でき、

「あなたのために本日ご用意いたしましたお部屋」演出が可能となる。(いいね!)

 

難しいな(どこも模索、苦労されているな)と思うのが、

「旅館のようなぬくもりとホテルのような快適さ」の融合。

こちらのお宿は、入室後お客様のプライベートを守るためであろうが、

お部屋に使い捨てのおしぼり、

ウォーターサーバーのそばにある使い捨ての紙コップ・・・

私なら使い捨てのおしぼりを置くくらいなら(洗面所もあるので)「置かない」を選択、

紙コップではなく、陶器・ガラスのコップを置く。

非常に難しいところなのだが、使い捨てタイプは軽いので安っぽく、

それまでに築いた重厚感が失われてしまう。 この点、非常に残念。(おしいね)

 

という私は一体何者?

自称・覆面調査員。

できることならご依頼を受け、改善報告をいたしますので

無料でご招待いただきたいな~と願う今は単なる宿泊者。御免。

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第1320話 笛を吹く少年

2016年09月02日 06時00分05秒 | 子育て・「おママごと」

夏休み最終日、

我が家の恒例行事は、(誠に遺憾ながら)宿題の追い込み作業なのだが、

苦手意識が遅延を招く宿題に 音楽領域 がある。

1~2年生はピアニカだったが、3年生ではリコーダー。

みんな毎日少しずつ練習して吹けるようになっているところを

一夜漬けでしようというのだから

歯磨きカレンダーのように たやすく色を塗ることができない練習カレンダー。

 

息子が夏休み最終日、ようやく「笛を吹く少年」に。

横笛ならぬ縦笛を吹き始め、ピープーはずれまくる音。

早く自分の好きなことをしたい息子は「あ~ もう(面倒臭い)」

と カリカリ苛立つ少年。

昨年の8月31日、我が家にピアニカのたどたどしい音が響き渡っていたが、

ピアニカは低音展開であったため テレビの音とも馴染めたが、

久しぶりにきく縦笛の音色は想像以上に大きく、

テレビでもごまかしきれまない高音展開。 これは困る。

どうか早く吹けるようになりますように

母子それぞれの思いで祈る始業式前夜。

 

笛を吹いた少年のその後・・・

ついに迎えた始業式。

8月31日だけしか色を塗れなった「リコーダー練習がんばり表」

半分に折って先生に提出に行くと、(白紙に見えた先生が)

「できていないから持って帰ってやり直し」と言われたらしい。

 

明るく積極的なお子様なら

(半分に折った用紙をひっくり返す、または、開いて見せるなどして)

「先生、これ、ほら。8月31日に色塗ってるやん。

1日しかせ~へんかったけど、勇気を出して提出しにきてん(笑)」

などと言い返せるであろうが、息子は言い返さず、黙って持ち帰る派(笑)

すると、今度は私が、「ママは嘘はつきたくないから、

1日しかしてないし、色を塗るのは1日だけ。ちゃんと報告しやなあかんのんちゃう?」

どうする少年、始業2日目、夏の間キリギリスだった少年の受難はまだまだ続く。

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第1319話 お母さんだから

2016年09月01日 03時18分17秒 | 子育て・「おママごと」

2世俳優逮捕のニュースを見た時の衝撃。

その後、犯罪名と名前に「容疑者」とつく続報が続き、

母である女優・高畑淳子さんの謝罪会見。

被害者と同じ女性であり、息子を持つ同じ母親としてニュースを追う。

 

すべての女性とは言わないが、

女性は子どもを産むと、女性であることより母親である気持ちが勝る。

会見は、事件の全貌が明らかになっていない段階で、

会見での発言がその後に大きく影響する状況下。

被害女性への謝罪というより

母親であり、女優である高畑淳子として開いたものであると思われ、

私自身、母親としての正直な思いとして受け止めている。

 

それに・・・

犯罪が犯罪だけに被害にあわれた女性に対しては、

公共の電波を通して謝罪するものではなく、

母としては真摯に直接お詫び申し上げたいし、

真の意味での謝罪は加害者本人からであろうし、

どんなに言葉を重ねても被害を受けた傷がそう簡単に癒えるとは思えず、

極論を言えば、

テレビやネットでニュースとして取り上げない方がその女性に対しては・・・

であろう。

 

芸能業界関係者や一般の方から

「甘やかしすぎ」、「もっと叱らないと」の声があるが、

私自身子育てに対し、これでいいのか 日々戸惑い、迷っているので

人の子育てに対して語ることはできないなと。

コメントにあるよう会見で息子を叱ったとしても芝居だと言われるだろうし、

もう息子ではないと突き放したとしてもたたかれるであろう。

いずれにせよ賛否両論 たたかれる。

ならば、「なにがあってもお母さんだから」

その言葉を伝えることで息子に罪の重さを認識し、更生して欲しい。

そう願うのも、お母さんだから だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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