「なあ、ほんまは、サンタさんなんておらんねやろ。
パパとママやろ?」
寝起きの私にそんな確信に迫った質問はやめて・・・
「え~、絶対いるよ~」 理由もなく、明るく回答すると、
「いや、クラスの友だちが・・・」
ついに来たサンタ不在説、友達からのネタバレ。
いや、ここで素直に「えへっ、ばれた?」というのも情けない。
が、寝ぼけた頭では気の利いた回答ができない。
こんな日に備え、サンタについて考えていたはず。
急いで自分が書いた過去のサンタ関連ブログを検索。
あった、第1148話 クリスマスの奇跡
自分が見たことがないからって
サンタクロースがいないと 断言できるだろうか?
考えてみれば、
「サンタクロースなんていない」 って 言ってる大人が
サンタクロースに代わって、子どもの枕元にプレゼントを置く。
パパとママは、自分でそうしたって思っているだろうけれど、
大人たちがそうするよう
もしも サンタクロースが仕掛けた魔法だとしたら?
息子ばかりではない。
同じクラスのお友達も みんなサンタクロースを信じている。
私たちだけでなく、クラス中の親たちが サンタクロースを守っている。
日本中の
世界中の
大人たちが、サンタクロースに代わって、プレゼントを置く。
生まれた国も 考え方も違う 大人たちが み~んな同じことをするんだから すごい。
それが、サンタクロースが生んだクリスマスの奇跡だとしたら?
今頃になって 気づく。
自分が見たことがないからって
サンタクロースがいないと 断言できるのだろうか?
サンタクロースはいると信じている息子に
いない と立証することの方が難しいのではないか?
この自説に則って説得を試みようとしたが、説明がややこしいうえ、
もうクラスのお友達が信じていない状況・・・
あった、第676話・次年度に備え
「子どもが、サンタなんかいない!って言うと、妖精が1人消えてしまう」
これでいこう。 息子の目を見て伝えると、息子が
「なんやねん、それ~」 あら? 通じない?
ん~
頑なにサンタがいると言い張りすぎてクラスのお友達と意見があわないのも・・・
だし、
でも、サンタさんなんかいないというのもさみしく、もう少し信じていてほしいし・・・
ん~
親の威厳を保ち、サンタ不在説をどう伝えるべきか 考えておかねば。