(前話の流れから)
ここぞという日があるなら、我が家にとってはマラソン大会の日。
息子の記憶に母の存在履歴が効果的に残せたことを喜んでいたのも つかの間。
マラソン大会の時に見せてくれた笑顔一変、息子が私に怒りをぶつける。
理由は「ママを信じてたのに・・・約束を破ったから」
身に覚えがない。
問うと、次回いつお友達の家で遊べるか息子がたずねた時、
私が「マラソン大会の日」と答えたのだという。
放課後は学童で好きなお友達と遊ぶことができない。
前回(夏ごろ)お友達の家にお邪魔した帰り道、
今度いつ遊べるのかひつこく問う息子に予定を秋に先延ばし、
「マラソン大会の日」と適当に答えた気がする・・・
あの一言をずっと覚えていたの?と言った方はびっくりするが、
言われた息子は、あれからずっと信じ、ずっと楽しみにしていた。
信じていた分、怒り大きく「ママなんか大嫌い」状態に。
自分はママ友と一緒にマラソン大会応援とランチの約束までしていたが、
ランチ後までお友達の家にお邪魔するのは申し訳ないと、
放課後子ども同士を遊ばすところまで申し出なかったのである・・・
私に裏切られたと翌朝も息子の怒りはおさまらない。
まずは自分で遊ぶ約束をすればいいじゃん
と思わぬこともないが、
「遊びたがっている俺」を知られるのは恥ずかしいようで、(男心は複雑)
遊びたがっているという自分の片思いは伏せてセッティングして欲しいという。
私の何気ない一言が発端の、今回の事件。
息子の本気度を見誤り、軽く口約束をしてしまった私に非がある。
次回から自分でアポイメントをとることを教えることにし、
今回はお詫びもかねて 親セッティングすることにする。