第1550話 取らぬ狸の皮算用

2017年06月21日 03時31分10秒 | 子育て・「おママごと」

私立中学か、地元の公立中学か・・・

小学4年生は、親が進路選択を迫られる時期。

 

私立の中高一貫教育の場合、

高校2年生までに3年生までの学習を終え、

残りの1年間は、志望大学合格を目ざして受験対策の日々。

でも・・・

税金を納めている地元の公立中学には、

給食という見返りがある。(そこ? そこ(笑) 捨てがたい魅力!)

私立の場合、学費だけではなく、上靴はじめ指定用品総額もあなどれない。

6年間通わせたその先に、私立大学だったら・・・

公立中学、公立高校、プラス、1年間、浪人・予備校生活の方が安い?

(私ではない。彼の人生)

長い人生、1年の寄り道くらいなんだってことはない?

男の子は後伸びタイプ。

最後の予備校生活で、ぐっと伸びて京都大学なんてことになったら・・・

オール国公立! なんて親孝行なんでしょう (うっとり)

自分にも果たせなかった(目ざしたこともない) 夢を見る。

 

息子の一日。

朝、ギリギリまで寝て、ドタバタ登校。

帰ってきたらユーチューブ、

画面を見ながらケタケタ笑っている・・・

これで、京大? いや、男の子は後伸びタイプ。

いつか化けるかもしれない。 親のひいき目。 取らぬ狸の皮算用。

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第1549話 計算しつくされたナチュラル?

2017年06月16日 07時00分00秒 | Weblog

薄~い綿の生地で、

一見するとなんの変哲もない、(直進縫いなので私でも作れそうな?)

白いエプロン。

カテゴリーでいえば、ナチュラル。

なんと言えば お分かりいただけるだろうか・・・

それは、男性に媚びるのではなく、(男ウケを狙ったものではなく)

大量生産ではない 手作りのあたたかさを感じる、

あらゆるものを削ぎ落した シンプルなデザイン。

それらは着る人の「心の豊かさ」がもれなくついてくるが、

心と共に懐(お財布の中)も豊かでなければならない価格設定で・・・

 

2万円?!

ちょっとそこに何かデザイン性が足されると

3万円をあっけなく超えてくる・・・

仮に、このエプロンに私が投資したとしても、

フレンチに行くとき、このエプロンをつけていったら やっぱりおかしい。

エプロンはエプロン。 使用用途に限りがある。

「よそ行き」にポジショニングできないものに・・・

と この時点で 豊かな暮らし から脱落する庶民的私。

 

その夜、ナチュラルについて 考える。

1ミリ ズレただけでバランスが悪くなる絵(アンパンマン等) がある。

私の顔も天然、ナチュラルといえばナチュラルではないか。

ふと 1ミリ変えてみよう と。

両手で 少し目尻をひっぱって 切れ長にし、

息子に こんなママ、どう? ときくと、

「性格悪そう。おかしいから やめて」と言われ、実験終了。

絶妙なバランスで成り立っているとすると、

そのナチュラルは、計算しつくれされ、そこにおさまったものなのか・・・

(その絶妙が価格に反映されるのか?)

 

だとしても、やっぱり買えない。

買ったとしても普段着にできない。

普段着にしたとして、

エプロンだけ浮いてしまう 私の暮らし。

身の丈にあった暮らしが 今のところ 私のナチュラル。

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第1548話 11年目の再会

2017年06月14日 06時30分00秒 | Weblog

学生時代の友人とは1年に1回、

年賀状での親交となる 女性の子育て期間。

私の結婚式を最後に会っていないから・・・

10年以上も会っていないことになる。

夜、お母さんが家にいることの当たり前さに

今まで「会いたい」と言えなかったが、

私の岡山(日帰り)出張 仕事終わりの、

新幹線乗車前、つかの間の逢瀬を申し出る。

 

大学時代のアルバイト仲間で、

話すと、私と同じ年、同じ誕生日の偶然。

一気に心の距離が近づいたあの夜のことを

今も懐かしく思い出す。(毎年、誕生日にも思い出す)

結婚が遅かった私はまだ一桁の子育て中だが、

彼女のお子様は、今年、大学受験生である。

互いにあれからウン10年、

どんな風に変わっているのか・・・ドキドキ。

 

彼女は昔と変わることなく、

そこによき奥様の雰囲気が柔らかくプラスされ、綺麗なお母さん。

私が高校3年生の時、母はこんなに若かったっけ?

結婚・出産しても 働く女性の美しさを目の当たりにする。

彼女もまた私のことを「まったく変わっていない」

と言ってくれるのだが、あれから随分変わってしまった私。

学生時代の友人というのは、会うとあの頃の面影と重なって、

変わっていても変わっていないように見えるのか?

などと考察しながら(笑)

久しぶりにあだ名で呼んでもらえるのが嬉しい。

 

互いに この後すぐ子どもがいる家に帰らなければならない。

仕事帰りに 駅のホームで会い、駅のホームで別れるのだが、

学校帰りのお嬢様もこの時間、ちょうど駅にいる時間だという。

「会う?」「会う!」

「似てる~!!」

昔の彼女と今の彼女、

時空を超えて横並びに立つ2人に再会できた夜。

思い出の彼女が、再会時の彼女の笑顔に更新され、

久しぶりに「会いたい」気持ちのままに

「会えない?」と勇気を出してよかったなと思う。

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第1547話 ソストレーネグレーネとジャンポールエヴァン(東京・表参道編)

2017年06月13日 06時00分00秒 | Weblog

出張先のラストは、表参道。 仕事終わり、女性3人集まれば、

「ジャンポールエヴァンの限定商品、

クレームブリュレオショコラっていうのがあるらしく・・・」

ということで、ジャン=ポール・エヴァンへ。

クレームブリュレオショコラ・864円(税込み)、

チョコレートにあうという紅茶が 982円(税込み)。

ケーキセット2,000円(これ、もう夕食じゃん) の世界に、

久しぶりにカフェった おばちゃん、びっくり。

先日、デパ地下に行ったときも。

アンリ・シャルパンティエのイチゴショートが 616円(税込み)。

もう500円玉ひとつで ケーキが買えない時代なのねと嘆く。 

 

次は、私のリクエストで ソストレーネグレーネ(雑貨店)へ。

「安っ」「可愛い!」 おばちゃん、テンションあがる。

息子へのお土産に、水性絵の具12色セットと絵筆を購入。

それでもクレームブリュレオショコラより安いだなんて・・・

モノの価値がわからない(笑)

「明日も仕事」を自制心に各種インテリア用品への購買意欲を抑えたが、

また訪ねたいソストレーネグレーネ。(関西にも出店を!)

 

朝10時 赤坂集合のプレッシャーを乗り越え、

辿り着いたホテルでは

シングルからツインルームへのアップグレード。(サービス)

1日の終わりに、お値段以上。

帰宅してその喜びを主人に伝えると、

「ベットは両方使った?」と問われ、

「うん、くつろぎ用と就寝用に」と答えると、

自分なら使わないと言う。

「最初は、してしまうんだよな~」出張慣れ感で返される。(ちっ)

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第1546話 コリン性じんましん

2017年06月11日 07時07分07秒 | Weblog

強い日差しに当たると、

その後、必ず 肌荒れと頭痛がおきてしまう私。

出張の帰り、みどりの窓口で わざわざ

「日が当たらない窓際の席をお願いします」と

買った指定席が、

最初(東京)から最後(新大阪)まで日の当たる場所で

拷問かと。

次回は、自分で日の当たらない場所(座席)指定ができるよう

新幹線の座席図を記録しておく。

この強い日差しによる弊害もさることながら、

もうひとつ私が過敏に反応してしまうのが、体温の上昇。

 

走った後など、顔や首に

地図状の (蚊にさされたような、ぷくっと膨らんだもの) しっしんがでる。

時間がたつとおさまるのだが、その間、顔が 肌色に赤のまだら模様。

病院に行くほどでもなく、これも体質と放置していたのだが、

時間があるので調べてみると、「コリン性じんましん」というらしい。

名前の由来は、アセチルコリンからであるようだが、

コリンせい? と言えば、コリン星世代。

世の中には色々な命名があるものだと。

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第1545話 その女、怖すぎる

2017年06月07日 06時30分00秒 | Weblog

「この下手くそ! 死ねーっ!!」

私の左に停まる車が窓を開け、

身を乗り出して (さらに車を寄せてきて)

罵声を浴びせてくる、しかもそれが女性で・・・

あまりの激しさと恐ろしさに直視できない(泣)

 

事の発端を説明しよう。

駐車場にいた私(の車)が車道に戻ろうとした。

軽自動車が見えたが、この距離だったら二車線直進コースに行ける。

そう判断した私は、左折合流。(仮にこの判断が間違っていたとしても)

「ビーッ」

強く押されたクラクション音と共にスピードアップしてくる軽(車)。

普段なら 車道に戻った私が前を走ることとなり、

入れてくれたことに「ありがとう」のサインを送るのだが、

今回の場合は二車線。軽は左折レーンに。

隣り同士になった時のお礼はどうすれば・・・と思いきや、

クラクションを鳴らした女性が窓を開けて叫んでいるではないか!

そして、このタイミングで信号が赤に変わり、(なんという不運)

先頭車両として横並び。(逃げ場がない)

信号が変わるまでの間

ずっと女性が醜い言葉を浴びせ続ける。

 

運転していると、自分の進行方向に車が入ってきた、

なんてよくある話で、それは怒ることではありません では?

それを そんなに・・・?

何より、女性から吐き出される怒り言葉が汚すぎる。

私のタイミングが悪かったのかもしれないが、

車道に戻った車の運転手に向かって「死ね」とは・・・

言霊を信じる私の嫌いな言葉を・・・朝から吐き気。

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第1544話 箕面温泉スパーガーデン

2017年06月06日 06時30分00秒 | 遊ぶ

スパーガーデンに到着。その独特の風貌に少々怖気づく。

日本人がデザイン・監修したものなのだろうか・・・

日本的な神社や浮世絵が配してあるのだが、異国情緒漂う。

なぜか「馬がいる!」 ミニチュアホース(3頭)のお出迎え。

なぜいるのか調べると、昔あった動物園の名残り らしい。

 

我が家は、ランチバイキング付入館料(休日利用)を選択。

大人2人+子ども1人

で それなりに楽しまないと損な額 になる。

我が家の からすの行水男ども(パパと息子)は、

お風呂も早々に切り上げ、無料のゲームし放題。

それじゃあ私も・・・漫画コーナーで現実逃避。

我が家は利用(体験)しなかったが

大衆演劇あり、お笑いあり、舞踊あり、ジャズあり、

卓球場あり、縁日あり・・・とにかく色々ある田舎の旅館的企画。

入口の風情から ごっちゃ煮 な香りはしていたが、

館内も相当 盛りだくさん

(この状況を「エンタメ温泉テーマパーク」というらしい)

である。

 

私個人的には、旅館のように館内浴衣で過ごせるのが嬉しく、

お風呂嫌いな息子はゲームを満喫できたのが楽しかったらしく、

パパはランチバイキングに肉料理があったのがコスパよし、だった。

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第1543話 スパワールド

2017年06月05日 06時30分00秒 | 遊ぶ

世界の大温泉 スパワールドに行くぞ

という日は  なぜかヨーロッパゾーンな私。

開業当時訪ねたスパワールドは、ひとけも少なく

大人のリラクゼーション空間で

木製のデッキチェアの心地よさが記憶に残る・・・

 

久しぶりにあのデッキチェアに座りたいと思っていたら

なくなっている。

しかも2,700円の入館料が

温泉もプールも含め1,200円ということもあって

人がワラワラ、賑わっている。

フィンランドの壺風呂、ソールドアウト。

アトランティスの半身浴、ソールドアウト。

高濃度酸素とマイクロバブルバス、ソールドアウト。

みなさま長湯で・・・いっこうに代わっていただけそうになく、

諦める。

顧客層も雰囲気も随分変わったなと  懐かしく  ひたる。

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第1542話 ゴジラ・ザ・リアルほか

2017年06月04日 06時00分00秒 | 遊ぶ

久しぶりに行って来ました ユニバーサル・スタジオ・ジャパン®

 

ゴジラ・ザ・リアル。

あの「音楽」に引き寄せられていく。

座席型4D体感アトラクションといえば、

アップダウン、風、水・・・とまあだいたい読めるのだが、

ゴジラだったら どうしてくれるのか を期待して

ゴーグルを装着。戦闘機(コクピット)に乗り込む。(設定)

ストーリー上とはいえ

この歳になって「新入り」と呼ばれるのが面映い。

こだわりの映像の中、(あまりネタバレしてもいけないので?)

紆余曲折イロイロあって乗り越えた先 最後「いや・・・」のお決まり台詞。

日常、後輩にこんなことを言うのはちょっと・・・なのだが、

物語なので、許容。 微笑ましく、先輩の言葉を素直に受け止める。

 

進撃の巨人・ザ・リアル

座席型4D体感アトラクションといえば、(中略)  読めるのだが、

同じ環境にあって どう差別化をはかるか が気になるもの。

まあ、予想はしていたが、立体起動装置(感覚)を味わう。

ゴジラは暗闇の中、おじさま方が感動に震えていると思われるが、

こちらはリヴァイ登場時、ファンによる歓声があがる参加型?(笑)

その熱気に乗り切れぬまま、

個人的には 後から見たゴジラの方が好きかも。

 

モンスターハンター・ザ・リアル

次は、飛行船に乗っている設定、立ち見。

続けての体感は感動がなくなるようで・・・無難にこなす。

 

ドラゴンクエスト・ザ・リアル

こちらは、職業(戦士・武闘家・魔法使い・僧侶)を選択し、

武器(といっても剣の持ち手部分だけ) を持って

敵と戦いながら(敵に向かって振り回しながらといってもいい)進む

ウォークスルー型アトラクション。

物語の中に入りきらないと、進行役(係の方)にペコペコ頭をさげてしまう。(私)

始まるやいなや せわしなく自分の能力(ステータス)をあげていくしかない(笑)

選択できる職業にも限定差別化があり、パーク内いたるところで

なにわのあきんど商法を感じつつ、出口の記念写真1,500円・・・のお約束。

 

すべて「ザ・リアル」だが、やっぱりバーチャル。

私は1回でいいかなと思ってしまう 昭和生まれ女子。

そんな気持ちを見透かすように 期間限定・次々更新、

どんどん過激になっていく・・・

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第1541話 地味にスゴイ!

2017年06月03日 06時30分00秒 | 観る(映画・ドラマ・アニメ・舞台)鑑賞

ドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール河野悦子」を見る。

 

出版社に限らず、どの職場にも

(冊子・DM等、提出物や報告書に至るまで)

 外部に向けたものの確認作業があり、責任を伴う。

私の担当業務で、私が「校了」を出すことが多いのだが、

何度見ても、不安になる・・・

できてからも緊張が続く・・・

最終確認者としての重責・・・

校閲レベルでない校正にしろ、

それらを絶えず抱えている立場で見るドラマは

身につまされるものがあり、何度うなづきながら見たことか。

 

時に 女性に託されがちなデスクワークは軽視されがちだけど・・・

こうして客観的に見ると、やはり 地味にスゴイ!

腐らずにいけば、いつかきっと・・・

でも、最近は少し異なって、私くらいは 私のことを褒めてあげないとと。

誰かと比較するより 人の評価より

自己満足度を基準にしてもいいのではないかと

肩の力を意識的に抜こうと試みている。

 

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