写真の上がペダル側で、下がエンジン側だ。
取り換えた理由は、軽にしては少し重かった。そしてエンジン側に、にじみが
ある。ゴムホースが新車時のものであること。
症状としては、クラッチペダルを蹴飛ばすと、タイムラグがある様な気がした。
これがシンクロの作動不良か、タイムラグか判断できないので、まずは取り換
えてみることにした。
ゴムホースと工賃込みで28,000円と、意外に安いのと、75,000K走行で、
ゴムホースだけでも変えなければ、と思っていたので決心した。
効果。 かるーくなった。正に軽のクラッチになった。がまだクラッチがシフトレバ
ーの速さに追いつけていない。
結論。 重かった原因の一つは、写真下のエンジン側の右端の球形の部分の
グリース切れだと思われる。多分ほとんどの車輌が似たり寄ったりの状
態と思われる。給油し易いと思うので、オイル交換ごとにチェックすると
いいだろう。
タイムラグの件は、エンジン側のオイルにじみはそれ程影響しているとは思え
ない。
多分クラッチが重いところへ、急に圧力が掛けられるので、正常時よりも圧力が
高くなってしまい、古いゴムホースが膨らんでしまい、作動が遅れてしまうのでは
ないだろうか。
もう一つ考えられるのは、クラッチペダルの実ストローク(切れ始めから切れ終わ
りまで)が、軽としては異常なぐらい大きいことだ。多分この車輌だけのことだと
思う。前の車輌はもっと少なかった気がする。クラッチが首振りをしているのか
もしれない。もしそうならあきらめるつもりだ。深追いはしないことにしている。
では対策だが、ペダルを極力速く踏めるように、ミートポイントを目いっぱい手前
に移動する。さらにシフト速度がペダルに勝ってしまっているので、シフトレバー
を4センチほど長くしてみる。
これでもだめなら、シンクロが弱っていると思い、ギアオイルを少し硬いのに変え
てみる。
それでもだめなら、あきらめてクイックなシフトアップはやめることにする。