CB250エクスポート

CBのファーストデリバリー車の詳細を紹介します。

CB250エクスポート ホンダビートのシフトレバーを3CM長くしたならば?

2011-02-19 20:47:46 | 修理


(まえのビートについていたレバーだ。純正より1CM 長いので付けた。シャフトに
ストッパーをつけて更に2CM 上げた。てっぺんが角張っていてこいつは不可だ。)

ビートのシフトレバーは短いので、非常に短時間でシフトが出来る。
但しこのことだけで、クイックにシフトアップができた訳ではない。かなりの人が
クイックシフトとクイックシフトアップとを、同じに考えている。
全然違うのだ。
ではクイックシフトアップとは、どう言うことなのか。
シフトレバーが、壁だか、ストッパーだかにぶつかって止まったときには、クラッチ
はつながっていて、アクセルペダルは踏まれているということなのだ。
けっして、超すばやくシフトアップして、急いでクラッチをつなぐのではないのだ。
バイクに乗っている人は分かるはずだ。ギアが入るのと、アクセルを吹かすのは
同時なのだ。
そして、シフトアップの時間とは、アクセルを戻してから、再びふかしたときまでの
時間なのだ。

と言う訳で、ビートはシフトレバーのスピードが、クラッチに勝りすぎているのだ。
原因はクラッチにもある。660㏄のエンジンにしてはあまりにもストロークが大き
すぎる。3CMも踏めば充分なはずだ。バイクは1600㏄もあっても、左手の指
2~3本で切れるのだ。ビートにかぎったことではないのだが、4輪を設計してい
る人達は、もっと本気になってもらいたいものだ。
4輪でも、2輪と同じようなシフトアップが出来るということに、気づいてもらいたい。

と言う訳で、前置きが長くなってしまったが、どうしてもクラッチが遅れてしまうので、
こうなればやむ終えない、シフトレバーを長くして、時間調整しようということにした。
写真のように約3CM長くしてみた。
結論は、もう2センチぐらい長くしたい。クラッチペダルの床側ストッパーも、遊びをゼ
ロにしてみよう。
理想のクラッチペダルとは、本当は、かかとを固定して足首だけをパタパタと、あお
るだけで切れるものだ。軽4輪ならできるはずだ。

 

コメント
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