この箱の中を覗いてみましょう。
上ぶたは130度ぐらいまでしか開かないようになっています。
取っ手の付いた中ぶたを、多分、置くためだと思う。
その中ぶたを取ったところだ。奥にスノコが見えるこの箱にアイスキャンデーが
入る。多分100本ぐらいかな。
箱の周りに3センチぐらいのすき間がある。このすき間に、クラッシュした氷に塩
をまぶした物をぎっしりと詰める。ドライアイスの代わりだ。氷に塩をまぶすと、マ
イナス20度になることは、教わったと思う。糸がくっついて、氷が持ち上げられる
実験を思い出したと思う。
氷と塩の黄金比率は分からない。それと、どのくらいの大きさにクラッシュするの
かもわからない。
中箱を外すとこうなる。つまり床には断熱材はない。それは氷が解けた場合
すんなり下に落ちてもらいたいからだ。
一番外側には、おがくずが詰められている。新聞紙の下だ。
ところで新聞紙を広げて、読みたくないですか。
おがくずが見える。現在ならここに発泡スチロールがはいる。
昭和31年8月2日(木)とある。素晴らしいでしょ。
推測するに、お盆の少し前におがくずが湿気てしまったので、取り換えたのだろう。
多分1年に2度ぐらい取り換えたのかな?。
つづく。