将軍のために造られた道路が、いま新緑真っ盛りになっていますよ。
ちょっとひねり過ぎだったかな、R119日光街道のことです。
なーんだ、なんて思わないでください。
本当なんですから。来て見ればすぐに納得出来ますから。「エーッここまで手を掛けてく
れているの」。と、絶対に思いますよ。
勘違いしないでください。あなたの為ではないですからね。
将軍様のための道ですから。それを伝統として継続しているわけですから。
ここに来るには、宇都宮インターでおりるのが普通ですが、是非とも宇都宮の環状線
とR119が交差する所からスタートしましょう。
多分泣いちゃうと思いますよ。ズーット緑のトンネルの中を40kmも走りますから。
桜の新緑、その根元の山ツツジ、花大根、いろは楓の新緑、それが途切れると今度は
杉並木だから。突然空が見えただけで、トンネルから出たときのように、フワッと気圧が
下がったような感じに驚いたりして、顔がにやけてしまうからね。
(花粉はこの前の嵐で吹っ飛びました)
すごいでしょ。このように40kmずーとおもてなしがつづきます。
富良野の丘とは違って、計算しつくされたおもてなしを、あなたのバイクで是非実感して
ください。
日光に着いたら、霧降高原に行くのをお勧めします。目的地が素晴らしい、というのでは
なくて、この時期だけ、春真っ盛りからたった15分で、「早春」にワープできるからなので
す。カラマツの新芽はまだ、3ミリぐらいですから。やしおツツジや山桜を堪能してください。
インナー用ダウンジャンパーをお忘れなく。