こげの耳に★ねんぶつ★

たわいない日々の思うことと愛犬こげと花が咲いていたら花の写真など

秋の散策 ⑤

2010-11-24 05:30:30 | 和歌山県


ここは以前にも訪れた場所です。道から三段になった石垣は立派で昔は田んぼを作っていた

と、おばあちゃんは懐かしそうに話します。おばあちゃんの親戚にあたるこの家は、いまは

無人ですが、おばあちゃんの弟たちや大坂にいるこの家の息子さん達が手入れをしにいきま

す。亡くなったこの家のおばさんがよく石垣に生えついた草を取っていたそうで、草取りが

苦手な私には耳の痛い話だ。

     

この家の入り口にある大きな松の木。種類はわからないけどよく見かける横に広がった松の

枝ぶりではなく、空に向かっているような姿は凛として清々しい。

少し家の下の道を三人で歩いてみることにしました。このあたりにはもう人が済んでいない

ようで、近くにある家も二軒とも無人でした。そうなると、道から下のすすきが原のような

元たんぼか畑だったところは、イノシシの遊び場のようになっていました。夜毎、イノシシ

やシカのたまり場になってるんでしょうね。そういや猟期だというのにハンターも来ていな

いようです。それでも、喋りながら歩かないと撃たれたりしないか心配でもあります。

おばあちゃん達は何やら、野草をみつけては話していますが私はキョロキョロするだけで

なにもカメラに撮る収穫がありません・・・



野生のセンリョウをみつけました。もうすぐ師走、センリョウの出荷の季節になってきまし

た。センリョウ小屋で栽培されたものは 形も茎の太さも、実の付き方も優れていますが

野生のものはそうはいきません、光線があたり過ぎても、日陰過ぎてもあかんし、実だって

野鳥に食べられたりして少なめになります。グリーン色に赤い実は本当によく映えます。

     

道の片側は川に面したススキだけど反対側は山が迫っています。山といっても岩肌に草が

茂った状態で、そのところどころの陽があたる所にミツバチのゴーラが置かれていて、でも

ミツバチが飛んでいる様子もないし、ここも今年は不作だったのかなぁと話していたのです

が、見上げた岩に大きなスズメバチの巣を取り払った跡を発見!スズメバチはミツバチを

襲って餌にします。そうなるとミツバチが飛んで行ってしまい蜜が採れないので、ゴーラの

持ち主がスズメバチの巣を撤去したのかもしれない。

コメント
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