俗にいう『13日の金曜日』 よくないことが起こると言われる厄日。13という数字
が縁起が悪いというのは外国的なものだと思うけど、そんなに身に降りかかるような
悪いことが起こった記憶もないけど、たまたま先週金曜日が13日で、たまたま家族が
こげも含めてビックラするようなものに出くわしただけの話です。
お昼すぎ、私は浴室の掃除をしていたところこげが母屋の門のほうでけたたましく吠
えていた。門に面した道を誰かが通ったら必ず吠えるし、それとも実際に誰かが母屋に
来たのかもしれない。呼びリンもあるし、あれだけ吠えたらおばあちゃんかおじいちゃ
んが出てくるし・・・と掃除をしていた。けど、いっこうに吠えやまないうえ誰も門に
行った様子もないので「いつまで吠えてんのよ~」と仕方なく門に近づくと、こげが
キッと振り向いて、また門の横にむかってマジ吠えしています。頭を吠えながら突っこ
むので後ろの私からは何がひそんでいるのか見えない。吠えては後ずさり、吠えては下
がるので、私もこれはこれからの季節チョロチョロするトカゲだろうと思い、後ろから
覗きこみ「うげっ!」私も思わず下がったわ。そこにはあまり好きでないヘビがいた。
ヘビはヘビでも、「ちょっと、まずくない?これは」とつぶやいてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/72/5a170a465aba4f9b3a20adb6330f8d83.jpg)
こげの目線の先に黒っぽい、そしてド太いヘビが・・・。田植えの頃になるとたんぼ
にカエルが登場し、ツバメもやって来るため家の周りにはよくヘビが石垣から頭を出し
たり、あぜ道をニョロニョロ這っていたけどたんぼも畑に替わり、ツバメも・・・
うちのツバメは昔から軒下に巣を作らず、入り口から一歩入った土間の天井に巣を作り
土間はフンだらけになっていた。だからたまに土間までヘビが侵入したこともあったり
したけど、ここ何年かはツバメのヒナを獲りにヘビが夜中にくるためおじいちゃんも
気になるから、巣を作らせないように入り口の戸を閉めるようにしていた。でもその
ヘビとは種類も違うように思う。思う・・私は長いものが好きくないのだ。アリの行列
も 延々と長く続いていると見ていてクラクラしてくるし、気分が悪くなるので這いだ
した穴をに殺虫剤を拭いたりする。でもこのヘビはしっしっと棒きれでつついたりは
とてもできないくらい大きさだった。こげも私がどうにもしてくれないためただ吠えて
は自分で頭を突っこみ、ヘビが動くと飛び下がるの繰り返しです。いったいこれをどう
すべきか・・・。ヘビはこげの「ワン」という声のたんびたんびにかま首を上げて、こ
ちらがわに飛びかかるフリをしたり、ずっと黒い舌をペロペロ出しています。胴周りで
も10センチ以上はありそうだし、怒っているのか体全体が平たくなっています。
こげが相当相手を怒らせたようでヘビの頭がとんがって、エラのところ(ヘビにエラ
があるかは知らないけど)がはっきり頭と首ってわかります、おまけに喉が黄色い。
目なんかキラキラひかってます~。うぅっ・・・どっかいけ~
「おばあちゃん、ちょっとちょっとヘビが。。。大きい」私の声におばあちゃんも出て
来て「なんとまぁ・・・」声もだせないし、こげが飛びかからないように首輪をつかみ
ます。「カメラ取ってくるから」内心、その間にどっかにピューっと行ってしまうとい
いのに・・・・。そこが13日の金曜日やね、コワイ物のほうが弱い者より強いんや。
あまりに二人と一匹が騒ぐのでおじいちゃんも出てきて「なんと・・・」。さて屋敷内
でヘビは殺せない・・ので、写真を撮ってこげと私は離れのほうに引き上げることにし
ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f5/4a90c3ec71242acd28d4ba04f20b7733.jpg)
縮小してこれだからキモい量は下がったけど、その前はパソコン画面にでかでかと出た
から、目のすごさも黄色い喉もくっきりでまさに楳図かずおの『蛇少女』のヘビやわ。
こげが侵入したのをみつけたのか、ヘビがこげを威嚇したのかどちらともわからない
けど、この大きさからいうと「ネズミ獲りのヘビ」でしょうね。昔の田舎のくらしで
はよくヘビも現れたわ!棚下の冷暗所に生卵を保存していて戸を開けたら卵の上にヘビ
がいたり、倉にお米を保管したらネズミが出るから庭をヘビが這ってたり。そうそう
おばあちゃんが昔サクランボの木を植えて、甘い実がなるんだけど実がなるとヘビが木
に巻きついているので、気持ち悪くなりサクランボの木に近づかなくなった・・・。
時代が変わって倉も少なく農家も減ったけど、ネズミは大小生存してるものね。時々
母屋も離れも天井裏で「トン!」と何かが跳ねる音がする、あれはネズミがジャンプし
て着地した音だと思っているけど、案外屋根裏の梁からこんなヘビがズルっと落ちた音
ではないかと話している。ちなみにこんな写真を見てもたぶん動じないのが ヘビ年生
まれの次男君だろうな・・・
※このヘビは『ヤマカガシ』という毒蛇だと ぶどりさん が教えてくれました。あり
がとうございます。
が縁起が悪いというのは外国的なものだと思うけど、そんなに身に降りかかるような
悪いことが起こった記憶もないけど、たまたま先週金曜日が13日で、たまたま家族が
こげも含めてビックラするようなものに出くわしただけの話です。
お昼すぎ、私は浴室の掃除をしていたところこげが母屋の門のほうでけたたましく吠
えていた。門に面した道を誰かが通ったら必ず吠えるし、それとも実際に誰かが母屋に
来たのかもしれない。呼びリンもあるし、あれだけ吠えたらおばあちゃんかおじいちゃ
んが出てくるし・・・と掃除をしていた。けど、いっこうに吠えやまないうえ誰も門に
行った様子もないので「いつまで吠えてんのよ~」と仕方なく門に近づくと、こげが
キッと振り向いて、また門の横にむかってマジ吠えしています。頭を吠えながら突っこ
むので後ろの私からは何がひそんでいるのか見えない。吠えては後ずさり、吠えては下
がるので、私もこれはこれからの季節チョロチョロするトカゲだろうと思い、後ろから
覗きこみ「うげっ!」私も思わず下がったわ。そこにはあまり好きでないヘビがいた。
ヘビはヘビでも、「ちょっと、まずくない?これは」とつぶやいてしまった。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/72/5a170a465aba4f9b3a20adb6330f8d83.jpg)
こげの目線の先に黒っぽい、そしてド太いヘビが・・・。田植えの頃になるとたんぼ
にカエルが登場し、ツバメもやって来るため家の周りにはよくヘビが石垣から頭を出し
たり、あぜ道をニョロニョロ這っていたけどたんぼも畑に替わり、ツバメも・・・
うちのツバメは昔から軒下に巣を作らず、入り口から一歩入った土間の天井に巣を作り
土間はフンだらけになっていた。だからたまに土間までヘビが侵入したこともあったり
したけど、ここ何年かはツバメのヒナを獲りにヘビが夜中にくるためおじいちゃんも
気になるから、巣を作らせないように入り口の戸を閉めるようにしていた。でもその
ヘビとは種類も違うように思う。思う・・私は長いものが好きくないのだ。アリの行列
も 延々と長く続いていると見ていてクラクラしてくるし、気分が悪くなるので這いだ
した穴をに殺虫剤を拭いたりする。でもこのヘビはしっしっと棒きれでつついたりは
とてもできないくらい大きさだった。こげも私がどうにもしてくれないためただ吠えて
は自分で頭を突っこみ、ヘビが動くと飛び下がるの繰り返しです。いったいこれをどう
すべきか・・・。ヘビはこげの「ワン」という声のたんびたんびにかま首を上げて、こ
ちらがわに飛びかかるフリをしたり、ずっと黒い舌をペロペロ出しています。胴周りで
も10センチ以上はありそうだし、怒っているのか体全体が平たくなっています。
こげが相当相手を怒らせたようでヘビの頭がとんがって、エラのところ(ヘビにエラ
があるかは知らないけど)がはっきり頭と首ってわかります、おまけに喉が黄色い。
目なんかキラキラひかってます~。うぅっ・・・どっかいけ~
「おばあちゃん、ちょっとちょっとヘビが。。。大きい」私の声におばあちゃんも出て
来て「なんとまぁ・・・」声もだせないし、こげが飛びかからないように首輪をつかみ
ます。「カメラ取ってくるから」内心、その間にどっかにピューっと行ってしまうとい
いのに・・・・。そこが13日の金曜日やね、コワイ物のほうが弱い者より強いんや。
あまりに二人と一匹が騒ぐのでおじいちゃんも出てきて「なんと・・・」。さて屋敷内
でヘビは殺せない・・ので、写真を撮ってこげと私は離れのほうに引き上げることにし
ました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/f5/4a90c3ec71242acd28d4ba04f20b7733.jpg)
縮小してこれだからキモい量は下がったけど、その前はパソコン画面にでかでかと出た
から、目のすごさも黄色い喉もくっきりでまさに楳図かずおの『蛇少女』のヘビやわ。
こげが侵入したのをみつけたのか、ヘビがこげを威嚇したのかどちらともわからない
けど、この大きさからいうと「ネズミ獲りのヘビ」でしょうね。昔の田舎のくらしで
はよくヘビも現れたわ!棚下の冷暗所に生卵を保存していて戸を開けたら卵の上にヘビ
がいたり、倉にお米を保管したらネズミが出るから庭をヘビが這ってたり。そうそう
おばあちゃんが昔サクランボの木を植えて、甘い実がなるんだけど実がなるとヘビが木
に巻きついているので、気持ち悪くなりサクランボの木に近づかなくなった・・・。
時代が変わって倉も少なく農家も減ったけど、ネズミは大小生存してるものね。時々
母屋も離れも天井裏で「トン!」と何かが跳ねる音がする、あれはネズミがジャンプし
て着地した音だと思っているけど、案外屋根裏の梁からこんなヘビがズルっと落ちた音
ではないかと話している。ちなみにこんな写真を見てもたぶん動じないのが ヘビ年生
まれの次男君だろうな・・・
※このヘビは『ヤマカガシ』という毒蛇だと ぶどりさん が教えてくれました。あり
がとうございます。