「青春豚野郎はランドセルガールの夢を見ない」を観て
下の娘と二人、観てきました。
泣きました。
良い映画だと思います。
社会福祉士を目指す、上の娘に観せたくなりました。アダルトチルドレンをテーマにした回だと思います。
作品群のなかでは、これまでさまざまな周りのヒロインたちを救ってきた咲太くんが、ようやく自身の問題と向き合うという記念すべき回で。
ようやく皆が自身のトラウマを乗りこえて、自己受容に至ったのかなと、なんか感動しながら観ていました。
なんか、上の娘が生まれてからすぐの私が、逃げ場がなくて、抱え込んで頑張りすぎて。
知らない間に孤立した気になっていた時期と重なり、涙が出ました。
いや。本当。
似た経験をしたことがある人には、多分刺さる映画。
たくさんの人に見てほしい。
救われる人がたくさんいそう。
素晴らしい取り組み。
題名に捉われずに、もっと評価される作品だし、シリーズ全般を中高生の道徳に取り上げても良いのではないかとさえ思う。
例えば、「聲のかたち」とかと並び称されても良いくらい、社会問題を直視した作品だと。
なにより、観た後に晴れやかな気持ちになる。前向きになれる。そんな映画。
最後、エンディング曲を聴きながら、下の娘と感動の余韻に浸りました。
いや、本当に観て良かった。
「君たちはどう生きるか」 を観て
時間が偶然できたので、観たいなと思っていた映画を観た。
「君たちはどう生きるか」
全く宣伝をしていない話題作。
宮崎駿監督の遺言とか言われていて、どういうことなんだろうと思いつつ。
パンフレットもグッズも一切販売しない徹底ぶりに、むしろ拍手。
ネタバレにならない範囲で感想。
観て良かった。
2回以上観たくなる。
いろんな想いが詰め込まれていそうで、一回見ただけでは、気づけていないような感じがして。
観ている人により観ている時期により、感じるものが違ってきそうな。
誰の立場で没入するかで、感想が違ってきそうな。
そんな映画。
なんかね。
そこかしこに、今までのジブリ作品のオマージュ的な要素が満載で。
ファンとしては堪らない。
ポニョを思い出してしまったのは、わたしだけかな。
火垂るの墓も想い出した。
千と千尋も想い出したし、ラピュタも思い出した。
ハウルも想い出したし、トトロやもののけ姫も思い出した。
うーむ。
やはり、もう一度観たいかも。
なるほど、これは、むしろ確かに、パンフが手に入らないだけに、暇と時間があれば、リピートしたくなる。
そんな映画。
凄いなぁ。
なんだろう。
全世代向けに、日本アニメを担う若者たちへも、さまざまなメッセージが含まれていそう。
これ作るの、時間かかりそうだもの
素敵な時間を過ごせました。
感謝しかないね。