義肢装具士さんに教えてもらった
オズール社が新しく「ダイレクトソケット」なるものを認可申請中らしい。
かんたんにいうと、ソケット作成をダイレクトにやる方法。
メリットは即日ソケットが出来上がること。
あ、わかりづらいかな。
義足を作る際、特に一番最初に作る際には、術後断端が落ち着いたら、できるだけ速やかに義足を履きはじめた方がいいとされている。
義足を履かない間に、体は弱るし断端は太りがちで、せっかく採型したソケットが合わなくなることもあるから。
だからね。
義足を初めて作る人には、ものすごく画期的な技術で。
未来への希望かなとおもう。
幼児や小児への適応ができると、尚いいよね。
まさに成長過程だから、その場で合わせないと、成長を見越して大きめに作るのが、神業なんだから。
その場でソケットができるなら、予測精度が不要な分、医学的知識がなくても作れそう。
そうなれば、2歳前の義足を作れる義肢装具士さんも、もっと増えるはず。
それがこの先、目指してほしい方向だなぁ。
田澤英二先生にこのソケットでの幼児のソケット作成について、監修を受けていただけることを、一ユーザーとして強く望んでおきます。
心から。