Chun日記~両足脛骨欠損症の娘をもった父親の育児&子育て奮闘日記

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上の娘が困ること

2019-10-10 23:30:00 | 義肢装具や関連のお話

さて、今日は
現時点で、上の娘について
みたことがない人のために、何がどこまで出来て、何に困るのかを解説できないか、やってみよう。
なんというか、ブログだけだと、普段がどんなふうか伝わりにくいもんね。


まず、義足を履いている時間
朝六時四十五分くらいに起きて、顔を洗い、トイレに行くと、次にするのは着替えと義足装着。
七時過ぎには履いているかな。
脱ぐのは夜寝る前、最近は午前一時くらいが多いかな。それまでは当たり前に履きっぱなし。途中で脱ぐことはほとんどない。


できないこと。
膝が自分の力で伸ばせないこと。
それに尽きるわけなんだけど、じゃあ何ができないのか。ということだよね。


まず、自転車に乗れない。
これは、多分娘が両膝共にないから。
私が知る限り、片方でも膝があれば、練習次第では実用的に自転車を使うことが可能ではないかなと思う。これは大きい。高校選びにおいて、多くの人が選択肢の一つにする自転車通学が使えないからね。


あとは、プールや海に入るとき、面倒。防水用の義足の用意とかいるから、家族以外で遊びに行きにくい。これ、結構かわいそう。


あとはね。ヒールのついた靴を選ぶと一手間。
今年、支給していただいた足部を使えば、かかとの差高調整が必要可能になった。だからしてヒールのついた靴が履けるようになった。なったんだけれど、あと一歩使い勝手が今ひとつ。
無段階調整で自由に角度が変わるのは良いんだけれど、それ故にあわせ間違うと問題で、あわせた位置を3箇所くらい記憶できるといいんだろうけど。そんなこともできないので、あわせ間違えたままで長いこと気がつかないリスクはある。
たまに、時間をかけて姿勢確認をしないとね。
なかなか気がつきにくいみたい。


あとはね。
急に膝折れして転んだりする。
これ、危なくて。膝折れするタイミングによっては、持っているものを落としたり、周りを巻き込んだり、転ぶ場所によっては大けがの危険性がないとはいえない。
足場が悪いと転びやすいが、全くの平地でも、荷物を持っていたりしてバランスが悪かったり、気を抜いていてバランスを崩すと、たまに転ぶ。
合気道をやってるおかげで、怪我はあまりしてこないが。膝周りのストッキングはよく破いてくる。


あとは、年に一度、ソケット交換、年に2度ライナー交換をしないといけないこと。成長が落ち着けば、ソケット交換はもう少し期間を空けれるかもだけれど。
一度交換するのに、役場の判定をする所属に相談、主治医に意見書を依頼、役場に意見書を提出、交付という流れ。
実際には、その前に呼び相談、仮合わせ、仮義足調整、試し履き、役場確認、本義足調整、試し履き、役場確認、微調整というながれがあり、いろいろ煩雑。
その流れを学校を休まずにこなしていくのが、地味に大変…と。(^^)

それくらいかな。
取り急ぎ備忘録です。(^^)
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