地震のあとは、世界が変わったような気がします。まるっきり変わったのではなく、どこか変だなというような変わり方です。
心当たりを少し・・・。 まず、地震の数日後に医者に行ったときに血圧が高かったです。すると医者は「みんな高いのです」と言いました。大なり小なり地震が体や心に影響しているようです。
ガソリンが買えなかったり、通れない道路や橋があったり、物が不足してスーパーの棚がガラガラ空いていたり、電車がまったく通らなくなったり、いつも交通量が多い道路が気持ち悪いほど車がすくなかったり、店があちこち仕舞っていたり、まだ開かない店もあります。もっともっとあります。
そういう中で、きょうは隣の工務店で来て、倒れた石塀の片づけをやってくれました。今日は残りの半分がおわりました。風景が変わりました。変な感じです。
これからは、この塀のあとはフェンスにしようと思っています。生垣にすると、長さがありますので剪定が大変になりますから、その手間のかからないものにします。
すると、前の方ですごい煙があがっているではありませんか。すわ火事だ。と急いで行ってみると林が燃えています。
消防車がなかなか来ません。近くにいた人は誰も興奮して、なぜ来ないんだと叫んでも来ません。
そのうちにどんどん火は近づいてきます。あ、わが家からは離れている所でした。
やっと消防車が一台来ましたが、そのあとが続かない。なぜなんだと、みんなが焦っていました。すると、若い消防士さんが「今日は火事が多く、三件あってその消火に行っているので、沈下はしても遠方なのでここまで来るのにじかんがかかっているんです」とのこと。それじゃどうしようもない。
火は道路まできました。ここより先は燃えるものが無いので、類焼はないですが、もっと前方には燃えて行く心配があります。
そうこうしているうちに、後続隊が次々と到着し、間もなく沈下しました。驚きましたね。 大いに変なことが起こります。なので、 「 大 変 」 ということに。
この頃は、こういうところがあちこちにありますので、火が付いたらあぶないです。
地震のあとは雷がなり、火事があったので、残りはオヤジの恐ろしさです。しかしこの頃は、オヤジの格はだいぶ下がっちゃった人も多いようですから大したことが無い。つまり、あまり恐ろしくない。むしろ、オヤジよりかあちゃんの方がおっかないですね。
新しい言い方 地 震 ・ 雷 ・ 火事 ・ かーちゃん