パイプが落ちる

2011年04月21日 | Weblog


 ふたたび冬景色です。肌寒くて鉛色の空。冬と違うのは今は春という季節。桜はかなり散ってしまいました。こういう暗い日は菜種の黄色い色が目立ちます。

 
  

 茨城県は被災地になっています。海岸は津波にやられ、かなりの被害がでています。まず、北の方は漁港もやられ町は津波が押し寄せ死者もでました。

 中ほどの大洗町は低いところはほとんどが津波に洗われ、漁港もまだ復帰していません。また鹿嶋工業地帯は大きな工場が被害を受けてまだ復帰していません。日本で最大級と言われる工業地帯なので、さまざまな方面に影響がでているそうです。また、コンテナが波に浮かび建物に押し寄せぶつかる被害も出ています。

 神栖(かみす)市というところはまだ水道が復帰していませんし、米どころの潮来周辺は液状化現象で砂が表土に出てしまい、また水路が壊されて今年は米が作れないところが多いそうです。

 

 水戸芸術館にあるパイプオルガンは、吹き抜けの二階にありますが、パイプが部分的に落ちてしまいました。

 

 パイプが落ちてしまったところ

 

 床にまだ置いたままだそうです。

 

 サヤエンドウだったか、スナップエンドウ (つるあり ) だったか分からなくなってしまいましたが、やっと髭が出てきて絡まりそうになってきたので、枝を立ててやりました。なんとも育ちが遅いです。焦らないようにと自分に言い聞かせています。焦ったってしかたがない。他人(ひと)のブログは無視することです。

 


   散らであれかし桜花 散れかし口とはなごころ     閑吟集

       口   = 口先だけの恋の誓い
       花心  = 桜があっという間に散るように、たちまち移ろう浮気な心

    散れかし今日の暗き雲 ちらであれかし財布のお札(さつ)
    散らであれかし放射線 散れかしわろき噂