今日は一日中小雨です。大風で乾燥した後なので、なんとなくシックな落ち着いた日でした。世の中自粛ムードで何となくパッとしなく、自閉的な気持ちでいましたので、お昼を食べに出かけようということになしました。
しかし、私の地域は田んぼや川や湖などが多いところですから、丘を走っている分には良いですが、水の多い地域に行くと、まだ橋が復旧していなかったり、道路も閉鎖されているなんてことにもなりかねません。
20kmくらい北にある古い町に蕎麦を食べに行きました。ここがそば屋です。
この町 常陸太田市 は、秋田に国替えされるまで数百年の間、源氏の一党である佐竹氏が治めていた町です。江戸時代になってから、水戸黄門さんが隠居した処で有名です。
店はこのようになっています。銀行だった建物だそうです。19世紀後半に建てられたものだとか。
蕎麦はせいろの鴨南蛮のつけ汁でしたが、蕎麦もつゆもとびっきりおいしいものでした。
神棚もありました。お代りしたかったのですが、少し足りないくらいにしておいた方が、おいしい余韻を持ったまま帰れると思って我慢しました。
店の中から。隣との境の壁には瓦煎餅くらい薄い瓦が・・・・。
そば屋の隣にも、レトロな建物が。ここはフランス料理だそうです。今日は休みだとか。次はここだなー。
帰りに見つけた鯛焼きではなくて鯨焼き。うまかったー。
てなことで、けっこうな雨の日でした。
あ、それから、通れない橋がありました。閉鎖されていた道路がひとつ。それに古すぎて廃墟になっていたのか、崩れてしまった家が二軒ほど。そのうち一軒は、作業場として使っていたような感じがしました。