柿の木おこし

2011年04月12日 | Weblog


一か月も経つのに、まだ余震が続いています。しかも時にはかなり大きいのが。私の地域は地震の心配と原発の心配と二重に心配がのしかかっていますので、たいへん疲れます。

 

 じゃが芋を植えている農家がありました。私の畑の隣で植えていた人は、トラクターで高畝をつくり  肥料を与え  ジャガイモを植え  マルチを張り  土でマルチを固定というのを一気にやっていました。そして、あとになって芽がでたら、その部分のマルチを破って穴をあけるという方式でした。

 一方、この農家の方式は、まず畝を立てると同時に施肥をして  マルチを張り  土でマルチを固定というのを先にやっておき  後日にこのように穴を開けながらじゃが芋を植えるという方式です。この方式ですと、芽が出る前にマルチに穴が開くという方式になります。

 

 さて、私の畑。玉ねぎは寒さの為に枯れて溶けちゃったものもありましたが、大きいのはこれくらいになってきました。もう大丈夫です。

 

 柿の木が年々寝てきてしまい、通路を通るのに頭を枝で突っつかれたりするようになってしまいましたので、思い切ってトラクターで引っ張り起こしました。

 あまり起こすと根が折れてしまうので、ほどほどにしました。ただ、寝たら寝たなりに枝が横に伸びるものですから、起こした分、右側の枝が垂れさがってしまいました。が、下がった方は通るわけではないので、いまのところは良しとしています。夏になり葉が茂ってくると、どのようになるか。その時に処理の仕方を考えようと思っています。

 それにしてもトラクターは、いろいろなことに使えて便利です。多少のことなら重い植木もずるずると引っ張って運ぶこともできます。

 


  月やあらぬ春や昔の春やらぬ
                わが身ひとつはもとの身にして 在原業平

       月も春も昔のままではないのだろうか 
                    私の身も心ももとのままなのだが