煙雨

2012年06月16日 | Weblog


 やっと雨になってくれました。と言っても、今日はほとんどが霧雨に近い状態です。我が家の家の裏の方で行われている、新築の家は工事をやっていました。

  

 そうですよね。これくらいの雨で休んでいたら家はなかなか建ちません。これからが長くかかるのですから。ザーザーと降っている訳ではないので、それほど危険なことはありません。

  

 この足場組み立ての下では、このように基礎コンクリートの上に土台を乗せる仕事を延々とやっているわけです。

  

 これから大雨が来るかも知れません。今日ではなくても、そのうちに。それなので、雨樋を全部掃除しました。特にこの部分に木の葉や、風に舞い上げられた埃が泥になって、みっちりと詰まっていますので、きれいにしました。

 それにしても、この樋は銅製なのですが、溶接がうまくいっていません。銅して銅の溶接はうまく行かないのでしょうね。溶接に決定版がないのでしょうか。一番は鋲留めなんでしょうけどね。雨樋はそれはやらないようです。

 しかたがないので、紐でこのように結びつけました。

  

 冒頭で、雨に「なって」くれたと言いましたが、その雨のおかげで、今日は雨樋の掃除はしたのですが、それ以外ではゆっくりと過ごすことが出来ました。

 本を読んだり、下手くそなフルートの練習をしたり、たまった録画をいくつか見たり、おいでおいでと私を家から引きずり出す、雑草の誘いがないので、身も心も楽する生活が出来ました。しかし、その分だけ雑草は伸びるのびる伸びるーっ。あとで大変な思いをするんですけどね。そんなこと気にしていたらゆっくりできません。無視です。

  
                       雨が降っても花はきれいだ


    嘆 歌

       廃句ならいくら廃(す)てても良いものを
                      時は金なり無駄に過ごせず

       瀬をはやみ岩にせかるる滝川の
                      ごとく過ぎゆく人の命は

    廃 句

       雨降りを毎日待ってた変人(ひと)があり
       なんとまあ経つのが早い時間かな
       方丈記あの頃もまた大地震