昨日はペストの話を少ししましたが、どうして東洋ではペストが流行らずヨーロッパでばかり流行ったのでしょうか。
今まで調べたところでは、真相は他にあるかも知れませんが、どうやら猫と関係があるそうです。中世ヨーロッパでは魔女狩りが盛んに行われ魔女と見なされた女性 ー 男性もいたそうですが ー 猫、特に黒猫は魔女の手先と見られるようになったとかで、猫の受難時代であったそうです。魔女狩りはキリスト教と関係があるそうです。
猫が居なければネズミの天下となります。ペスト菌はネズミを媒体として広がったとか。ところが、東洋ではそんなことは全くないですから、猫はほとんど至る所にいたのかもしれません。とまあ、そういうことらしいのですが、私はその道の学者ではないので真相は分かりません。
昨日の「アド街ック天国」は陶芸の町・茨城県笠間市でした。笠間と言えば三大稲荷のある笠間稲荷神社。その門前では稲荷寿司が名物です。
それにあやかり、今日のお昼は稲荷寿司でした。んまかった~~。笠間まで出かけても良いのですが、このゴールデンウィークは陶芸祭り(陶炎祭:ひまつり)が開かれていて大渋滞ですので、この時期には行かないことにしています。
タラの芽の青空
モミジの青空
ウィリアム・シェイクスピアの戯曲『マクベス』には冒頭から3人も魔女が出てきます。「きれいはきたない。きたないはきれい・・・」という意味不明の言葉を唱えながら砂の中にあるものを埋めるのです。
そして、話が進む中でマクベスが魔女に予言を乞いに行くわけですが、「バーナムの森が進撃して来ないかぎり安泰だ」などと、これもまた動くはずの無い森に関する謎の言葉。
中世には魔女がうじゃうじゃしていたとか。そしてある日突然、全く関係の無い女性が、時には男性まで魔女とされ、火あぶりの刑にされるわけです。オソロシイ。
人も猫も受難の時代だったそうです。まったく気の毒な時代でした。