取り木

2014年05月29日 | Weblog


自転車で床屋さんまで行ったのですが、空は晴れて風はとても爽やかで、たいへん気持ちが良かったです。遠回りをして帰りたくなったのですが、帰宅してブログの更新をしたかったので、家まで寄り道しないで帰ってきました。

料金は少し値上げしていました。消費税のパーセント通りではなく、100円単位の値上げですから、多少は便乗値上げの要素もありそうですが、試しに計算してみたらとても良心的で、8%ほどは値上げしていませんでした。。

 

今年のブドウはこのような状態です。去年までは二本を育てていましたが、それではこのハウスは小さすぎるので、おいしくない方は切ってしまい、巨峰だけにしようとしています。しかし、途中切りをした苗の幹から新しい蔓が出てきています。(左奥の下の方)。

ブドウの苗というのは意外に強いようです。一般に蔓性のものは強いですね。山林を覆い尽くし木を枯らしてしまう、くず粉を取る葛(クズ)などは、根っこから取り払わないと、次々に新しい蔓がでてきてしまいます。キウィなども、元の家主が育てていたのか、人の住まなくなった家をすっぽりと覆ってしまって居るのを見たことがあります。

 

カボチャはこれくらいになってきています。一本の苗から一個しか生らせないという方法があるそうですが、それではあまりにももったいないので、わたしは生るだけ生らせてしまいます。欲ばりなんですね。でも、味が一個だけのものとどれだけ違うか、舌が肥えていないので私にはその差にそれだけの価値があるかどうかは分かりません。

 

無花果の下の方の枝に重しを乗せて、土にふれるようにしてあります。長い時間が経つうちに地面に接した処から根が生えてきます。根がしっかりしたら、幹に近い方を切断し、一本の苗にしてしまい植え替えます。

無花果はカミキリムシが付きやすく、何年かしたらボロボロの状態になってしまいます。駆除する薬があるそうですが、まだ使ったことがありませんので、枯れて無くなってしまわないうちに、次の苗を用意しようと、このようにしてやっています。このような方法は取り木と言うそうです。枝の途中に水苔などを付けて、そこから根を生えさせる方法もあります。

同じ木から出た枝ですから、品種が変わることなく元の品種は保たれています。と言っても、これは何と言う品種か分かりませんが。(^^;)

 
                                   ハマナス