みんなそれぞれ違っていてもよい

2018年02月03日 | Weblog


昨夜も少し雪が降ったのですが、淡雪でどんどん解けていきました。そして、今まで降った雪の残りも今日は暖かいとは言えないまでも、厳しい寒さではなかったので、どんどん解けていきました。

残っている雪は固まると滑って事故の元になりますから心配です。早く消失して欲しいです。

 

地区の市民センターで、市の社会福祉協議会に属している私たち民生委員が開催する福祉講演会がありました。

 

話の内容は、人はひとりひとり違う。多くの人が指示する意見が必ずしも正しいとは限らない。しかし多くの人の意見は力があり正当性があるように見える。

というようなことを中心にいくつも例を出して、聴衆の首を縦に振らせる場面がありました。

 

分かり易い話をしてくれました。例えば話題に出たいくつかの例の一つですが、

多数の修学旅行生が犠牲になった韓国の客船セオル号が沈んだあの時、高校生たちは大きな船室で慌てることも無く留まっていました。 

何事もなかったような、落ち着いた船室の様子の映っている画像を見せてくれました。

これは数の多い方に居れば安全であろうというあいまいな自己判断に従ったための誤りだったと言う例です。

 

先が見えないことは不安です。多いほうに従えば安全であろうというのは、妄想である可能性も大です。

みんなが、数多い方にしたがっても良いのだろうか、どうしても人はそうなる傾向がある、ということを気づかせてくれました。

そう言ったようなことが、人の権利に対しても同じ扱いになってしまう可能性が大いにある、みんながそれぞれ違っていて良いのだ、と講師の先生は言いたかったようです。

 

人が違っていても認める努力をしなければ、と思わせてくれた稔りのある講演会でした。