歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

埼玉県の標識が変です!?

2007年06月25日 | 東京の風景
昨日の続きです。

「丸真正宗」の「小山酒造」を見終わり、折角ここまで来たのだから、目の前に広が荒川土手でも少し歩こうかと思い、交番前の横断歩道で信号が変わるのを待っていました。



橋の方向を眺めていると、「埼玉県」の「標識」が交差点の角に建っているのを見つけました。

これって「ここが埼玉」ってこと、「→」があれば「この先埼玉」ってことになるけど、この形式の「標識」では、間違いなく「ここが埼玉」になると思ったのです。




埼玉県と東京都の境は荒川の中心だと、これまでずっとそう思っていたのです、しかし、もしかしたら、橋の手前から埼玉県だった?

この疑問を解く為に目の前の交番に飛び込みました。飛び込む前に、慌てて、交番の周囲を確かめました。

確認したのです、埼玉県警の交番か、警視庁の交番か、しかし、そのことを示すものは見あたりませんでした。兎に角、中に入りました。

『すいません。あそこに埼玉県と書かれた標識が立っていますが、橋の手前辺りから埼玉県なんですか?』

『いや。ここはまだ東京都です』20代の若いお巡りさんです。地図を取り出して説明してくれました。

『県境は普通、川などがあると、その川の真ん中が境になるのですが、ここは、この様に、出っ張ってていて・・・・・・』



地図を見ると、この地点ではかなり「埼玉県」が出っ張って来ています。しかし、それでも、122号線上では「新河岸川」を渡った土手の中心までです。

『あの標識だと、このさき埼玉県と云うよりも、ここから埼玉県になると思うのですが、誰が立てたんですかね?』

お巡りさんは、座っていたイスから、少し腰をあげ標識の方に視線を向け、
『う~ん。あれねぇ~・・・・・・』

その時、中年の女性が入って来ました。暇人のあまり意味のない質問に、時間をとらせては不味いと思い、

『あぁ。いいです。ありがとう御座いました』と、交番を出ました。

橋の袂から東京都側を見ると、「正しい標識」が「正しい位置」に取り付けられています。これでいいのです。ここから「東京都」で「北区」なのです。



それなのに、あの「埼玉県」の標識は「おかしい?」です。誰が立てなのだ?と思い近寄ってみました。

何と!柱に「東京都」のマークが、東京都が設置していたのです。設置場所が違います。新河岸川を渡った土手に設置すべきです。行政側と設置業者の間で、何かの「連絡違い」があったのかも知れません。

まぁ。兎に角、この都県境の「出っ張り」ですが、「蛇行」なのだと思います。新荒川大橋の建設工事に際して、河川の改修が行われたのでしょう。

その時、川の蛇行を直したのですが、都県境について修正せず、従来通り「旧河川」の「蛇行」をそのまま適用した。そんなところではないかと思うのです。


さて、そろそろ昼飯の時間です。この日は暑かったので、蕎麦ではなく「何かスタミナ」の付く食べ物をと思い、食べ物屋を探しながら赤羽駅方向に引き返しました。

前日の夕食がカレーでしたので、カレーは除外しました。

昼飯の話しは明日です。
 
  それでは・・・・・・・・・・
コメント
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