歩く・見る・食べる・そして少し考える・・・

近所を歩く、遠くの町を歩く、見たこと食べたこと、感じたことを思いつくままに・・・。おじさんのひとりごと

浅草の「危ない」人達!?

2007年06月01日 | 東京の風景
昨日の続きです。

浅草で「危ない人達」を見かける事があります。
三年ほど前の事だったと思います。浅草寺から「五重塔通り」を「興行街」に向かって歩いていた時の事です。

通りの左側に、ピカピカの「外車」や「国産高級車」がズラリと並んでいたのです。見るからに「その筋」の「匂い」がする車です。

そのなかで、車に寄りかかりながら、携帯で何やら話しをしている男が居たのです。30前後のパンチ頭でした。

周囲に聞こえる声で、

『・・・あァ~、判った。うん、それなら、 俺の名前を出しとけ! あーあ。構わなぇーから、いいな! 良く云っておけよ・・・・・・』

「その筋、丸出しファッション」の「その筋、丸出しトーク」でした。30前後の男です。映画の「ワンシーン」を観ているようでした。

回りの「洋品店」では「買い物」をする、その筋の「グループ」を何組か見かけました。

横目で「チラチラ」観察しながら、六区の通りに出ると「角」の交番に、私服の警官が「長い警棒」を持って「立ち番」をしているが眼に入りました。


この「警視庁 浅草警察署 公園六区交番」です。その時「駄目もと」で、立ち番をしている警官に、

『何なの彼らは?』と、車の並んでいる方に視線を送ったのです。

『アレですか? ヤクザですよ。毎月1回の会合なんです。関東一円から来て居るんですよ、群馬、茨城、栃木あたりからも来てますよ』と、「和やか」な表情で答えてくれました。

『ふぅーん。そうなんですか』と云って頷き、歩き出したのですが、中年警官の「表情」が何故か「不自然」に思えたのです。

まぁ。「そんなこんな」の記憶を手繰りながら、この日、交番脇の「五重塔通り」を浅草寺に向かいました。

確かに、この通りの「洋品店」は「その筋」を意識した「品揃え」になっています。


これなんかも「好きそう」です。


目立ちますねェ~。


演歌ファッション?


これに「雪駄履き」でしょうか?


この手の「ダブル」は「必須」の「アイテム」です!!

「浅草」は「粋」と「野暮」が「混在」していたのですが、今は、「粋」は探さないと見つかりません。

浅草は時代の先端から、時代の端っこに移動して、「懐かしさ」を売る町となりました。それでも、「浅草」は「浅草」です。そんな浅草が面白いのです。

「そんなこんな」で「ウロキョロ」していると、「草臥れた居酒屋」に「貼られた」ポスターの中に「懐かしの人」を見つけました。


こんな処に居たのです。「あの」「三匹の侍」、そして、「階段滑り止メ」「スベラーズ」の『長門勇さん』です。

最近は、浅草に戻り、古巣の「元」は「ロック座」だった「大勝館」で、芝居をしているようです。ホントに頑張って下さい。

こちらは「大衆演劇」の「殿堂」「木馬館」です。以前、何度か芝居を観たことがあります。1500円で、芝居に、歌謡ショーに、踊りと、「タップリ」楽しませてくれます。

それにしても「暇そう」です。通りかかった時は、開演10分前でしたが「呼び込み」も立っていませんでした。

浅草の興行街は、「時代」と、「離れ」、「寂れ」、元気がありません。

まぁ。そんな「寂れ具合」が好きなんですけど・・・・・・・。

しかしです。観音様の「浅草寺」は「元気」です。

それでは、明日は「浅草寺」です。宜しくネ!



コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする