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7月に鑑賞した映画の紹介

今回は8月に入って最初の投稿なので、7月に見た映画の紹介としたい。7月には全26本鑑賞。内、NHK-BSプレミアムのBSシネマでは12本、ネット配信で12本、レンタル・ビデオ1本、TV放映のビデオ1本であった。 思い返して印象的だったのは、BSシネマではトム・クルーズの “7月4日に生まれて”だった。7月4日とはアメリカ独立記念日で、アメリカ人の愛国心を呼び起こし奮い立つ日。米国はベトナム戦争で大きく傷付いた。”世界の警察官を降りた”のはこれが原因である。アメリカ精神の敷衍主義・押し付けが余計なことだったのだ。その国力が低下したからでは決してなく、未だに世界一の大国であることは維持している。日本人は何がその活力の源泉かを深く知る必要がある。そこには先々月見た“ペンタゴン・ペーパーズ”、“大統領の陰謀”や今回紹介の“ザ・シークレットマン”のように言論の自由と正義を通す意地がある。正義を論理的客観的に見極めようとする社会の力がある。一時的に不正義が社会を席巻しても、彼等にはそれを巻き返す復元力があることを知るべきだろう。 ネット経由では“陰謀のセオリー”が面白かった。分かり易い筋書きだが、最後まで種明かしが無いのが良い。主題歌も好きでクセになるし、ジュリア・ロバーツも好い。メル・ギブソンもジュリアとの社会的階級差を巧く表現していた。米国一般ではCIAよりもFBIの方が好感を持たれているのだろうか。この映画に限らず米国映画を見ているとそんな気がする。 . . . 本文を読む
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