先週末、漢方の研究会に参加するために名古屋へ行ってきました。
同時期に「第18回日本渡航医学会」が同じ名古屋で開催されていることを小耳に挟み、こちらも覗いてきました。
聞いた主な演題とコメントを少々;
■ 「海外渡航者への節足動物媒介性感染症対策ー外来で私はこう説明しているー」(西山利正、関西医科大学公衆衛生学講座)
・蚊取り線香と昆虫忌避剤を実物写真入りで解説。
・蚊取り線香は日本製品が有効成分であるピレスロイドの濃度が一番高く有効であること、アジアの現地で販売しているものはコストを下げるためにピレスロイドの濃度を抑えていること。
・虫除けの有効成分はDEETであり、日本や欧米で発売されているものは濃度10%台、一方熱帯地方で販売されているのは20%越え。皮膚が弱い人にはレモングラス抽出物も使用可能。
・ピレスロイドは接触しなければ蚊は死なない、DEETは揮発するので虫が近寄らない。
■ (特別講演)「渡航医学における優先度の考え方ーマラリアを含む感染症を中心にー」(木村幹男、結核予防会)
・・・総論的なためになるお話でしたが、睡魔に負けました。
■ (ランチョンセミナー)「渡航外来における現状~特に小児への予防接種について~」(近利雄、THE KING CLINIC)
小児科医の中でも有名な近先生。話がメチャクチャ面白くて退屈させないのは才能でしょう。
内容がたくさんありすぎて・・・あれ?笑ったことしか覚えてない(苦笑)。
■ (シンポジウム)「子どもたちの海外生活心得“小児の海外長期滞在における健康管理”」
短期滞在者の興味は感染症だが、長期滞在者では日本と変わらなくなる傾向あり。
メンタル面での不安とそれを受け入れる体制不備が印象に残りました。
物事の二面性が実感された事例;
・発達障害児は広くゆったりした環境で「周りでなんとかしよう」という協力体制ができて日本よりいいのかなと思わせる反面、日本人コミュニティは狭い閉鎖環境であり一度話がこじれるととことん生活しづらくなる傾向あり。
同時期に「第18回日本渡航医学会」が同じ名古屋で開催されていることを小耳に挟み、こちらも覗いてきました。
聞いた主な演題とコメントを少々;
■ 「海外渡航者への節足動物媒介性感染症対策ー外来で私はこう説明しているー」(西山利正、関西医科大学公衆衛生学講座)
・蚊取り線香と昆虫忌避剤を実物写真入りで解説。
・蚊取り線香は日本製品が有効成分であるピレスロイドの濃度が一番高く有効であること、アジアの現地で販売しているものはコストを下げるためにピレスロイドの濃度を抑えていること。
・虫除けの有効成分はDEETであり、日本や欧米で発売されているものは濃度10%台、一方熱帯地方で販売されているのは20%越え。皮膚が弱い人にはレモングラス抽出物も使用可能。
・ピレスロイドは接触しなければ蚊は死なない、DEETは揮発するので虫が近寄らない。
■ (特別講演)「渡航医学における優先度の考え方ーマラリアを含む感染症を中心にー」(木村幹男、結核予防会)
・・・総論的なためになるお話でしたが、睡魔に負けました。
■ (ランチョンセミナー)「渡航外来における現状~特に小児への予防接種について~」(近利雄、THE KING CLINIC)
小児科医の中でも有名な近先生。話がメチャクチャ面白くて退屈させないのは才能でしょう。
内容がたくさんありすぎて・・・あれ?笑ったことしか覚えてない(苦笑)。
■ (シンポジウム)「子どもたちの海外生活心得“小児の海外長期滞在における健康管理”」
短期滞在者の興味は感染症だが、長期滞在者では日本と変わらなくなる傾向あり。
メンタル面での不安とそれを受け入れる体制不備が印象に残りました。
物事の二面性が実感された事例;
・発達障害児は広くゆったりした環境で「周りでなんとかしよう」という協力体制ができて日本よりいいのかなと思わせる反面、日本人コミュニティは狭い閉鎖環境であり一度話がこじれるととことん生活しづらくなる傾向あり。