かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

縁起を担ぐというのは結構大事だと思うのです。

2006-02-01 21:20:47 | 夢、易占
 今日から2月。去年の今頃は大変な雪だったような記憶がありますが、今日は朝から随分と暖かな雨でした。もっとも週末はまたきつい寒さになりそうで、やはり春はまだまだという感じです。
 
 2月というと、そろそろいい加減夏コミの申し込み準備をしないといけません。参加費の振り込みや登録書の書き込み、カタログに載せるカットの作成など、細々とやることがありますが、仕上げは多分この週末になるでしょう。それまでに参加費振込のため、郵便局の窓口に行かねばならないのですが、時間がとれるかどうか厳しいものがあります。と言いつつ、毎年どうにかこうにかやっている訳ですが。それに今年はコミックマーケット公式ページからオンラインで申し込み手続きが出来るらしいです。クレジットカードが必要なのと、オンライン手続き経費として、参加費と別に1000円必要(つまりあわせて8500円!)とのことですが、万々が一時間がとれなくて郵便局に行けなかったときの保険としては悪くないかと思います。
 もっとも私はできるだけ郵便局の窓口に行きたいとも考えております。行きつけの簡易郵便局で申し込みを始めて以来、一度も落ちたことがないのですが、それを変えたくないわけです。全く不合理な話ではありますが、もしオンライン申し込みにして落ちたりしたら、絶対後悔するに決まっています。縁起を担ぐというその不可思議な効力の有無はともかく、心安らかに当落通知が来るまで過ごすことが出来るという利点はなかなか疎かに出来ません。このように、別にそれを尊重する根拠が何もなくても、そうしておけば取りあえず安堵できると言うのが、この手の習慣だと思われます。いずれそんな気持ちの動きも脳科学などで解き明かされる日が来るのでしょう。そんな事が判ったって面白くも何ともなく、心の神秘性や神聖な感じが損なわれるように取られる向きも多々あろうかとは思いますが、私としては、そう言った研究が、回り回ってひょっとしてひょっとしたら、この根拠もない迷信に、実は思ってもみない根拠があった、などという事を証明してくれたりしないものか、と期待しております。ユングの言うシンクロシニティや、易が無視できない確率で当たったように見えるという現象を、生物学的に説明できる何らかの機構が脳の中に見つかるかも知れないし、その機構を制御する遺伝子セットも見つかるかも知れないという期待が、私にはあるのです。現在の所それは本当に単なる妄想に過ぎませんが、これまでただの偶然として処理されてきたことが、実はちゃんと因果律に則った必然だったと判る日がきっと来るに違いない、と「何の根拠もなく」私は思っています。

コメント
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