かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

出先仕事は明日で終わりです。

2006-10-06 21:49:04 | Weblog
 今日はなかなかすさまじい天気でした。一時は、今年の夏コミ2日目を髣髴させる横殴りの雨で、傘などさしていてもかろうじて頭の付近だけが濡れるのを免れるだけ。明日までに靴や服が乾いてくれたらいいですけど、まさか今の季節にこんな天気に見舞われようとは、思ってもみませんでした。多分これも地球温暖化、とかそういう大きな変化の中で起こった不運なのでしょうね。10月に台風が日本に近づいたり、それで大雨やら突風やらが起こったりするようになったのは、いったいいつごろからなのでしょう。明日は風は残るものの、天気は晴れるんだそうです。それはそれでありがたいのですが、今度は持ち歩いている傘が邪魔になりそうで、邪魔になるだけならともかく、不要になった途端どこかに置き忘れてしまいそうなのが大変不安です。昨日だけでも2回、置き忘れたのに気がついてあわてて取りに行った位ですから。何とか無事自宅まで持ち帰りたいものです。

 さて、実を言うと今、東京に来ております。ちょっとした見学、というかお勉強に来ていたのですが、まあいろいろ収穫もありました。特にやはり最先端のオシゴトをされている企業や大学の方々の話というのは実に面白く、刺激を受けます。正直言って自分には手の届きかねるレベルのオシゴトが多いので、羨望のまなざしを向ける以外できることはそうないのですが、それでもそういう話を聞いて、これから業界がどういう方向を目指して動いているのか、を知っておくことは、私のような本当に端くれでしかない者にとっても十分に価値のあることなのです。まして今は「産官学共同研究」などというキーワードで、大学も企業も公務員も、互いに足らずを補い助け合い、小さな成果を持ち寄って大きな価値を生み出そうというのが主流になっている時代。ここ数年大幅増加した国の研究支援予算もそんな「助け合い運動」に重点配分されるような按配ですから、こういう機会にお仲間になってくれそうな人を探しておくのは、将来投資という意味でまったく無駄にはなりません。そのためにこんな天候の中、出歩くというのはちょっと採算が合わないような気もしないでもないのですが。

 明日はオシゴト最終日で、今までどちらかというと受身だった内容が、逆に積極的に打って出る内容に変わります。人前で話すのは基本的に苦にならないのでその点は心配してないのですが、果たして十分聞き手の興味に応えられるだけの中身になっているかどうかは、いつもながら不安になってしまいます。といって当意即妙に聴衆の反応を見て中身を変えられるほど器用でもないので、予定通りやるしかないのですけどね。仕事の後のお楽しみを支えに、一がんばりするといたしましょう。

コメント
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