ふとしたことで冬が近づきつつあることを知ります。たとえば、お風呂を沸かす時間がひところより5分伸びていることに気がついたとき。今までの時間で沸かすとぬるくて風邪を引きそうになったので、沸かす時間を増やしたのですが、それでちょうどいい塩梅なので、やはり水が少々冷たくなってきているのだな、と実感いたしました。あと、朝の通勤でコートが必要になったとき。今日はこの秋初めてハーフコートを出してきて、バイクに乗りました。ただ、足やグローブはそのままなので、少々冷たい思いはぬぐえませんでした。もう2週間もしたら多分四肢末端までもう少し厳重に固めないと、特に朝は持ちこたえられないでしょう。
ただ、今年の秋は思いのほか暖かに推移していて、いまだ初霜もなく、山の紅葉も進んでいないようです。私のような単車乗りにはありがたい気候が続きますが、あさってには少し冷え込みがきつくなるらしいので、気持ちのよい秋の空気もそろそろ退場かも、と観念しております。
さて、愛媛県のお医者さんによる腎臓移植の問題が、色々展開を新たにしているようです。ただ、相変わらず新聞の内容はわかったようなわからないような、何が言いたいのか今ひとつ理解に苦しむ文章で、結局病気腎とか目に付きやすい単語が並んでいるだけのような気がいたします。「病気腎」などとのたまわれるといかにも危ないように見えてしまうのですが、このお医者が行った「病気腎」なるものの移植がどれほど問題があるのか、もう少し客観的に解説願いたいものです。たとえば、移植された人がどれくらい寿命を保ったか、とか、それが通常の腎臓移植の場合とどれくらい有意差があるのか、とか、問題になっている病気の腎臓の摘出の是非なども、一人二人の名前も出ていない外科医の見解だけでなく、もっと広範囲な専門家による解説をお願いしたいものです。でないと私のような医療には無学の素人には、正直何が問題なのかさえ判断がつきかねます。
まあこんな問題が生じるのは、腎臓移植を親族に限ったりすることで移植を望む患者の心を無視してはばからない学会や厚生労働省の無為無策にあるような気がするのですが、どうして親族の好意などというような頼りがたいものに寄りかかるばかりで、公的な移植腎臓流通制度を構築しようという方向に話がいかないのか、私には不思議でなりません。血液は、売血こそしていないものの、不特定多数の人間から集めて流通させているではありませんか。臓器もそうやって不特定多数の人間から集める公的機関を設立し、全国的に流通するようにすればいいんじゃないでしょうか。もちろん手術という大変な難儀を提供者にも強いる腎臓移植においては、オレンジジュース一本よりもはるかに大きな代償をもって報いるのが当然でしょう。そういう制度上の不備を問う姿勢がまったく見られず、問題を本当に理解しているのかどうかすら怪しい感じがぬぐえないマスコミ報道には、正直失望を禁じえません。
ただ、今年の秋は思いのほか暖かに推移していて、いまだ初霜もなく、山の紅葉も進んでいないようです。私のような単車乗りにはありがたい気候が続きますが、あさってには少し冷え込みがきつくなるらしいので、気持ちのよい秋の空気もそろそろ退場かも、と観念しております。
さて、愛媛県のお医者さんによる腎臓移植の問題が、色々展開を新たにしているようです。ただ、相変わらず新聞の内容はわかったようなわからないような、何が言いたいのか今ひとつ理解に苦しむ文章で、結局病気腎とか目に付きやすい単語が並んでいるだけのような気がいたします。「病気腎」などとのたまわれるといかにも危ないように見えてしまうのですが、このお医者が行った「病気腎」なるものの移植がどれほど問題があるのか、もう少し客観的に解説願いたいものです。たとえば、移植された人がどれくらい寿命を保ったか、とか、それが通常の腎臓移植の場合とどれくらい有意差があるのか、とか、問題になっている病気の腎臓の摘出の是非なども、一人二人の名前も出ていない外科医の見解だけでなく、もっと広範囲な専門家による解説をお願いしたいものです。でないと私のような医療には無学の素人には、正直何が問題なのかさえ判断がつきかねます。
まあこんな問題が生じるのは、腎臓移植を親族に限ったりすることで移植を望む患者の心を無視してはばからない学会や厚生労働省の無為無策にあるような気がするのですが、どうして親族の好意などというような頼りがたいものに寄りかかるばかりで、公的な移植腎臓流通制度を構築しようという方向に話がいかないのか、私には不思議でなりません。血液は、売血こそしていないものの、不特定多数の人間から集めて流通させているではありませんか。臓器もそうやって不特定多数の人間から集める公的機関を設立し、全国的に流通するようにすればいいんじゃないでしょうか。もちろん手術という大変な難儀を提供者にも強いる腎臓移植においては、オレンジジュース一本よりもはるかに大きな代償をもって報いるのが当然でしょう。そういう制度上の不備を問う姿勢がまったく見られず、問題を本当に理解しているのかどうかすら怪しい感じがぬぐえないマスコミ報道には、正直失望を禁じえません。