かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

関西から宇宙へ!

2006-11-16 22:56:28 | Weblog
 楽天ブックス、昨日までは確かまだ30幾つか在庫あり、となっていた予約状況が、今日見てみましたら売り切れ予約終了、となっておりました。様子見のかたがたのなだれ込み購入でもあったのか、あるいは単に期限が来たので予約を締め切ったのか、売り切れと書いてあるからには完売、と考えたいところですが、今となってはそれも謎です。ばたばたと売れたのだったら、ちょっとその状況をリアルタイムでモニターしてみたかったな、と思ったりもするのですが、そのほかの分も合わせて、最終的に1000本の目標はクリアできたのでしょうか? 22日以後の動きに注目したいと思います。1000本クリアなら続きの話だって出てくるはずですしね。

 さて、日本有数の中小企業集合地域である東大阪市で、企業グループが推進していた人工衛星「まいど1号」がついに完成したそうです。まあ、民間企業、それも中小の企業が集まって開発開始、と聞いたときは、まあ大した夢だこと、と感心するやらあきれるやらだったのですが、しばらく音沙汰がなかったのでとうとう中止にでもなったのかな? と思っておりました。ところがちゃんと、計画から1年遅れたとはいえ完成にこぎつけ、来年にも日の丸ロケットに搭載して打ち上げ予定といいますから、なんとまあ手放しで拍手を送りたい気分です。
 宇宙というのはなんとなく憧れを覚えるところで、私など死ぬまでにせめて一度はいってみたいところなのですが、できれば現在何千万円か積んでやっと連れて行ってもらえるような、かろうじて宇宙? というような地球の上っ面ではなく、最低でも宇宙ステーション、できれば月に行ってみたいと思っています。その為にも宇宙へ行く手段がさらに改良進歩を加え、民間でもどんどんロケットを上げていくような時代にならないと、到底そんな夢はかないっこないのです。「まいど1号」が成功するかどうかはまだまだ未知数ですけれども、この衛星にはそんなささやかな私の夢もかかっているような気がいたします。
 ところで、「まいど1号」って機能らしい機能もない、ある意味パフォーマンス目的の張りぼてかと誤解していたのですが、ちゃんと雷の調査を目的とした機器類が組み込まれているんだとか。もともとが安く簡単に製造できる商業用小型衛星の開発が目的だったそうですから、単なるアドバルーンじゃなくて使える機能が搭載されるのも当然といえば当然なのですが、そもそもの始まりが「何かの冗談?」と思い込んでいたために、かえってその質実な中身に新鮮な驚きを覚えています。
 是非万全を期して、成功に導いてもらいたいものです。

コメント (2)
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