かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

かえるが泳ぎ、虫が舞い、夕立の降る2月。

2007-02-14 22:35:56 | Weblog
 今朝はまた薄気味悪いぬくぬくな朝で、おりから日まで照ってくるものですから、雨が降り出すまでは異様な暖かさでした。昨日の予報では朝から大雨、だったので、しっかり雨具で固めて出勤したのですが、信号などで停止するともうサウナみたいな状態で、真夏以外に停車してこんな暑さを覚える事があろうとは、夢にも思いませんでした。そういえばまたカエルが泳いでいるのを見ました。1月31日に見たのよりはずっと小柄でしたが、確かにカエルでした。まだ2月半ば、なんていうような言い方、今年ほどむなしく響く年もないかと思います。まあ、これからひょっとしたら当たり前になったりするのかもしれませんが・・・。南極で行なわれた氷床のボーリング調査では、確か今は氷河期に向かっている最中だ、と言っていたような気がするのですが、そんな地球規模の気象変動すら捻じ曲げてしまうほど、今の人間の活動はすさまじいものがあるのでしょうか?
 雨もまた。午後の短時間でしたが随分しっかりと降ってくれました。あまつさえ雷すら何度も鳴って、まるで真夏の夕立みたいです。夏だったら、ああこれで涼しくなるな、とそのありがたみにほっと一息つくところですが、2月ではあんまりうれしくもありません。むしろ、今ちょっと大事なころあいでPCにかかりきりな仕事の毎日なのですが、万一落雷でもあろうものなら、多分ダウンしたPCを窓から放り投げるくらいはやるかもしれないほど切羽詰っているときだったので、本気で冷や冷やしました。我が職場は以前雷には手痛い目にあっているので、反射的に怖気をふるってしまうのです。でも、あれは夏のことでした。今からこんな思いを味わえるなんて、今年は一体本当にどうなるのでしょうね。
 地球温暖化を抑制するには温暖化を促進する温室効果ガスの排出を抑えるとともに、何とかこれを除去できたらいいわけですが、たとえば炭酸ガスは酵素を利用して乳酸を作る原料にする研究がされていたり、光触媒を使って人工的な光合成を可能にする技術が開発されていたり、色々手段はあるみたいです。まだ効率とか問題も多々あるみたいですが、結局一番の課題はコスト、ということになるのはこの手の技術の常でもあります。しかし、地球や人類の未来がかかっているときにコストを云々している場合ではなかろう、とも思うのですが、宇宙を渡ってきた妖星から地球を守るために南極にでかいロケットエンジンを建て並べて地球の軌道そのものを動かしたみたいな、奇想天外かつ壮大なコスト度外視の方策を、この際立ててみてもいいんじゃないかと思うのです。

コメント
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