とりあえず、今週はお休みしていた分ペースを取り戻すため、今日も連載小説の更新をかけてみました。基本的にこの小説は、前作「ドリームジェノミクス」とは一線を画して、できるだけ荒唐無稽なお話作りをしようということでこの後もどんどんとんでもない展開が現れるのですが、私の性格、あるいは能力の限界というものもあって、今日の下りはちょっとだけ理屈っぽくなっています。まあごらんいただいている方には、物語の背景情報として読み流しておいてもらえたら、と思います。
白血病、で思い出すのが夏目雅子サンです。年代のせいか「西遊記」の三蔵法師役なんかが一番印象に残っているのですが、デビュー作であるカネボウ化粧品のCMで披露された健康美あふれるビキニショットなどは、そろそろオトシゴロを迎えつつあった私には結構衝撃的でもありました。あんなに元気溌剌なヒトが、それから10年もたたないうちに亡くなってしまうのですから、病気というのは本当に恐ろしいものです。あの時もし白血病研究が進んでいて骨髄バンクがあったなら、今でも美しく年輪を重ねた女優夏目雅子の姿をテレビや映画で見られた可能性が高かったわけで、かつて、骨髄バンクのCMでもそんな内容の話がありましたが、まことに残念としか言いようのない話でした。
ガンといえば、今日作家栗本薫の訃報が流れていましたね。いろいろな意味で時代を代表した作家の一人がこうしてはかなくなってしまうとは、なんとも寂寞の感がぬぐえない、うつろな気持ちを持て余してしまいます。まだ56歳、人生80年時代にあまりに早い最期なのが、また無念さを増幅してくれます。新型インフルエンザも恐ろしいには違いありませんが、やはり人類最大の敵は自分自身なのかもしれません。自らの体内で不可避的に発生する遺伝子の突然変異に対抗する術をまだヒトは持ち得ていませんし、そもそも遺伝子解析自体がまだ発展途上で、毎日のように新発見が相次いでいるところです。ガン克服までまだまだ道のりは長いですが、何とかそろそろ早すぎる永眠位は避けられるようなところまで、たどり着いて欲しいものです。
ところでインフルエンザの方は、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で万能薬開発に繋がる可能性が期待される、ウィルスたんぱく質の結晶化実験が7月から始められるそうです。無重力状態だと温度差による液の対流とか重い液が沈んだりする現象がそもそも存在し得ないので、理想的な実験が可能になるのだそうです。こうして人類の知恵と技術は、少しずつですが確実に病を克服しつつあるのですね。
白血病、で思い出すのが夏目雅子サンです。年代のせいか「西遊記」の三蔵法師役なんかが一番印象に残っているのですが、デビュー作であるカネボウ化粧品のCMで披露された健康美あふれるビキニショットなどは、そろそろオトシゴロを迎えつつあった私には結構衝撃的でもありました。あんなに元気溌剌なヒトが、それから10年もたたないうちに亡くなってしまうのですから、病気というのは本当に恐ろしいものです。あの時もし白血病研究が進んでいて骨髄バンクがあったなら、今でも美しく年輪を重ねた女優夏目雅子の姿をテレビや映画で見られた可能性が高かったわけで、かつて、骨髄バンクのCMでもそんな内容の話がありましたが、まことに残念としか言いようのない話でした。
ガンといえば、今日作家栗本薫の訃報が流れていましたね。いろいろな意味で時代を代表した作家の一人がこうしてはかなくなってしまうとは、なんとも寂寞の感がぬぐえない、うつろな気持ちを持て余してしまいます。まだ56歳、人生80年時代にあまりに早い最期なのが、また無念さを増幅してくれます。新型インフルエンザも恐ろしいには違いありませんが、やはり人類最大の敵は自分自身なのかもしれません。自らの体内で不可避的に発生する遺伝子の突然変異に対抗する術をまだヒトは持ち得ていませんし、そもそも遺伝子解析自体がまだ発展途上で、毎日のように新発見が相次いでいるところです。ガン克服までまだまだ道のりは長いですが、何とかそろそろ早すぎる永眠位は避けられるようなところまで、たどり着いて欲しいものです。
ところでインフルエンザの方は、国際宇宙ステーションの日本実験棟「きぼう」で万能薬開発に繋がる可能性が期待される、ウィルスたんぱく質の結晶化実験が7月から始められるそうです。無重力状態だと温度差による液の対流とか重い液が沈んだりする現象がそもそも存在し得ないので、理想的な実験が可能になるのだそうです。こうして人類の知恵と技術は、少しずつですが確実に病を克服しつつあるのですね。
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