引越しのための作業がそこそこ順調に進み、明日はいよいよ大荷物の運び出しとなりました。旧宅は、明日運び出しきれないかもしれないこまごまとした雑多なものの移動や、後片付けのために、今しばらく出入りいたしますが、生活そのものはもう明日から新宅で行うことになります。いわば今夜は長年住み慣れたこの家での最後の夜、ということになるわけですが、もう引越し作業でてんてこ舞いしていて、感慨深く思い出にふけりながらその時間をすごす、なんていう優雅な時間は取れそうにありません。新宅に移ってからも、とにかく放り込んだ荷物を整理したり、近所に挨拶回りしたり、転宅通知を準備したり、職場、市役所、陸運局、警察、銀行、保険会社などなど、とにかくあちこちの相手に転居届を提出したり、と盛りだくさんなイベントが控えており、しばらくは到底じっくり落ち着く暇もないことでしょう。多分なんやかやで5月いっぱいはばたばたしているんでないでしょうか?まあ私的な関係はともかく、公的な関係機関くらいは一ヶ所で届けを出したら関係機関に情報を転送して一回で手続きが済むように出来ないものなのでしょうか? などと愚痴の一つも言いたくなるくらい、その作業は前途遼遠、いつ終わるのかしれない果てしない仕事の連続になりそうで恐ろしいです。
そんな中、とりあえず注視しているのが新型インフルエンザの動向ですが、どうやら発生源であるメキシコでは峠を越え、各地に散らばった感染例も、二次感染のしやすさや毒性などは通常のインフルエンザとそう変わらないものであることが確認されつつあるようです。わが国では幸か不幸かまだ発症例第1号が出ていない模様ですが、この分だととりあえずは世界的危機は未然に回避された、と見てよさそうです。
ただ、専門家によると、一旦夏に向けて終息したのが、秋になってぶり返し、結果的に大流行になる例があるのだそうで、前世紀初めの悪名高いスペイン風邪がそれにあたり、秋以降の流行で世界で4000万人が死亡した、という話ですから、警戒するにこしたことはありません。
幸いにして強毒性のウィルスではなかったおかげで、WHOはじめ、世界各国の衛生機関は、本番前のシリアスな予行演習になったのではないのでしょうか。これから秋に再び活性が強まって新型インフルエンザが猛威を振るおうとしても、100年前の轍はそう簡単には踏まないと期待できそうで、それが確認できただけでも本当に幸運な新型だった、と言えるのではないでしょうか。
そんな中、とりあえず注視しているのが新型インフルエンザの動向ですが、どうやら発生源であるメキシコでは峠を越え、各地に散らばった感染例も、二次感染のしやすさや毒性などは通常のインフルエンザとそう変わらないものであることが確認されつつあるようです。わが国では幸か不幸かまだ発症例第1号が出ていない模様ですが、この分だととりあえずは世界的危機は未然に回避された、と見てよさそうです。
ただ、専門家によると、一旦夏に向けて終息したのが、秋になってぶり返し、結果的に大流行になる例があるのだそうで、前世紀初めの悪名高いスペイン風邪がそれにあたり、秋以降の流行で世界で4000万人が死亡した、という話ですから、警戒するにこしたことはありません。
幸いにして強毒性のウィルスではなかったおかげで、WHOはじめ、世界各国の衛生機関は、本番前のシリアスな予行演習になったのではないのでしょうか。これから秋に再び活性が強まって新型インフルエンザが猛威を振るおうとしても、100年前の轍はそう簡単には踏まないと期待できそうで、それが確認できただけでも本当に幸運な新型だった、と言えるのではないでしょうか。