かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

危うく2匹の尊い命を車で跳ね飛ばしてしまうところでした。

2011-06-21 22:25:30 | Weblog
 なんだか急に蒸し暑くなって、まさに梅雨本番、という感じの今日でしたが、昨夜未明は耳を聾するほどの大雨で、夜はよく眠ることが出来ませんでした。今朝も5時に一度目が覚めて、とりあえず二度寝してみたのですが、今ひとつまんじりともしないままに起きる時間になってしまい、どうも具合がおかしいです。それをリセットしようと昼間は大汗かいて運動をしてみましたが、さて、今夜はすんなり熟睡できるのかどうか。
 それはそうと、今日の帰りは肝を冷やす出来事がありました。通勤ルートで比較的飛ばすところで、やせ細った小柄な犬が、道のどまんなかにぼうっとつっ立っていたのです。慌てて急ブレーキを踏んでぎりぎりのところで停止しましたが、日も暮れて見えにくくなってきている頃合いだっただけに、少し気づくのが遅れていれば、確実に跳ね飛ばしていたことでしょう。もちろんそうなると犬の無事はまずありえませんし、こちらも鋼板はペラッペラの軽自動車ですから、いくら小さいとはいえまともに犬を跳ねれば無傷ではいられなかったはずです。犬は鼻面30センチで急停止した車に驚いてよたよたと逃げていきましたが、本当にひかなくてよかったと思いました。
 で、これで難は逃れたかと思いきや、もう一つ罠が張られていました。細い道から広い道に出てぐっとアクセルを踏み込もうという矢先、道の真中に一匹の亀が転がっていました。甲羅の大きさがざっと20センチばかりのちょっとしたサイズのクサガメか何かです。さすがに犬と違って轢いたからと言って車がどうこうは無かったでしょうが、まともに乗り上げれば確実にハンドルが取られますし、無益な殺生もしたくなかったので、咄嗟に左前輪で轢き潰すところを軽く左に進路変更し、亀をまたいで通過して、事なきを得ました。
 これまで、極まれに猫が横合いから飛び出してきたかと思うと何を考えているのか必死に車の前を走り逃げる、というような危うい時はありましたが、一日に2度続けて脅威を覚える動物と遭遇したのは初めてでした。もっともうちの職場周辺は、イノシシ、イタチ、アライグマ、ノウサギと野生動物には事欠きませんし、時折野犬も見かけますし、まれには鹿だって歩いているという山の中のこと、いつ何刻それらと遭遇して危険な状況に陥らないとも限りません。少しはアクセルを自重して安全運転に徹しよう、と思った帰り道でした。

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