台風12号の進路は相変わらず気になるのですが、ソレはそれとして、今日は仮面ライダーオーズの映画を観に行ってきました。8月中には行きたかったのですがなかなか時間が取れず、延ばし延ばしにしているうちに夏休みは終わって、いつも行くMovixでも昨日までは1日2回上映だったのに今日からは1回に減少、早晩打ち切られるのは目に見えていたので、少し時間に余裕が出来たのを幸い、毎月1日に映画料金が千円均一になるファーストデーに有休とって観に行くことにしたのでした。
途中、国道が思ったより渋滞して少し焦りましたが、上映10分前には映画館に到着。そそくさと切符を購入して、2ヶ月ぶりのシートに身を沈め、観客総勢4名の快適空間(笑)で楽しむことができました。
まずは「海賊戦隊ゴーカイジャー 空飛ぶ幽霊船」。30分弱とテレビサイズの内容ですし、正直別に期待もせず、オーズを観る前の肩慣らしくらいにしか見ていなかったのですが、意外に面白かったのでかえって驚きました。懐かしい悪役やこの戦隊物の売りでもあるこれまた懐かしい戦隊のオン・パレード。特にバトルフィーバーJはなかなかの感動モノでしたし、巨大な幽霊船を舞台に敵味方のロボットが丁々発止とやりあうシーンもかなり長めでダイナミックな動きを見せており、戦隊物の巨大ロボット格闘シーンも随分迫力あるように進歩したのだな、と感心したものでした。テレビでの敵役ザンギャックの面々がやたらとコミカルに描かれていたのも、これが映画だからでしょうか。なんだか気がついたらニヤニヤしながら映画を見ている自分を見つけましたよ。
次に、本命の「仮面ライダーオーズ 将軍と21のコアメダル」。宣伝で「暴れん坊将軍」と共演、という訳のわからないワクワク感を醸し出していた映画ですが、序盤、どうやって徳川吉宗のいる江戸時代と現代をつなぐのか、なかなか見えてこなくて、一体どうなることか、とヤキモキしました。結果的には恐ろしく強引につなげましたけど、まあ映画だしいいか、みたいな妙な納得感を覚えつつ、ようやく登場した松平健の勇姿に感激しました。江戸のはずなのに全然人の気配が無かったり、いても町人だけで役人も浪人も、つまり腰に刀をさした人たちが全然いなかったり、町並みがやたら安普請のベニア板っぽかったり、江戸時代の人達と現代人とであっさり会話が成立したり(江戸時代の町民に「人間」とか言っても通じないと思うのですが。それに「イエス、ノー」なんてもっとわけわかんないだろうに・・・)なんていう突っ込みどころも満載な江戸時代編でしたが、まあこれはそういう映画なんだし、とこれも意外なほど気にならないで済みました。なんなんでしょうね、この不思議な納得感は。普通他の映画ならありえないのですが、この映画だとスルーできてしまうのが、観ている最中でも自分で不思議に思いつつ観てました。
で、松平健ですが、まことに残念ながらさすがにお年を召されましたね。「おれは貧乏旗本の三男坊徳田新之助だ」というおなじみのセリフがどうもお顔に寄る年波としっくりいきませんでしたし、オーズと肩を並べて戦う殺陣も、往年のキレは無かったように感じました。でもまあ、相手もいつもの斬られ役侍でなく、西洋風の怪人達でしたし、その辺の違和感は演じている方にもあったのかも知れません。それに、やっぱりあのBGMでいちいち見得を切りながら刀を振るうシーンは見ていてゾクゾクする楽しさがあります。一緒にオーズまでおんなじ風に見得を切っていたのには笑いましたが。
江戸時代編は時間も短かかったですが、私としては十分満足した十数分(多分ソレくらいだったと)でした。
で、敵をペテンにかけて現代に戻ってのクライマックス。分身できる特別な変身形態を利用しての、各種ハイパワーバージョン勢ぞろいの一人仮面ライダーズでのラスボス退治は、結構見ごたえ有りました。トドメがちょっと分かりにくくて迫力に欠けたきらいがあったように感じましたが、ソコまでの闘いで十分元はとれたと思います。
映画としては前作のライダー総集合のやつより数段面白かったです。結局主人公たちは将軍とは気がついてなかったり(ほのめかすシーンは幾つかありましたが、あれじゃ気づかないし)したのは不満ですし、次の番組のためのフォーゼ登場は個人的には唐突で蛇足でいらないと思ったのですが、まあこれくらいは仕方ないでしょう。
それと、各グリード達は結局敵に奪われたメダルを取り返せたのでしょうか? どうもラスボスと共に消えてなくなったような気がするのですが?

途中、国道が思ったより渋滞して少し焦りましたが、上映10分前には映画館に到着。そそくさと切符を購入して、2ヶ月ぶりのシートに身を沈め、観客総勢4名の快適空間(笑)で楽しむことができました。
まずは「海賊戦隊ゴーカイジャー 空飛ぶ幽霊船」。30分弱とテレビサイズの内容ですし、正直別に期待もせず、オーズを観る前の肩慣らしくらいにしか見ていなかったのですが、意外に面白かったのでかえって驚きました。懐かしい悪役やこの戦隊物の売りでもあるこれまた懐かしい戦隊のオン・パレード。特にバトルフィーバーJはなかなかの感動モノでしたし、巨大な幽霊船を舞台に敵味方のロボットが丁々発止とやりあうシーンもかなり長めでダイナミックな動きを見せており、戦隊物の巨大ロボット格闘シーンも随分迫力あるように進歩したのだな、と感心したものでした。テレビでの敵役ザンギャックの面々がやたらとコミカルに描かれていたのも、これが映画だからでしょうか。なんだか気がついたらニヤニヤしながら映画を見ている自分を見つけましたよ。
次に、本命の「仮面ライダーオーズ 将軍と21のコアメダル」。宣伝で「暴れん坊将軍」と共演、という訳のわからないワクワク感を醸し出していた映画ですが、序盤、どうやって徳川吉宗のいる江戸時代と現代をつなぐのか、なかなか見えてこなくて、一体どうなることか、とヤキモキしました。結果的には恐ろしく強引につなげましたけど、まあ映画だしいいか、みたいな妙な納得感を覚えつつ、ようやく登場した松平健の勇姿に感激しました。江戸のはずなのに全然人の気配が無かったり、いても町人だけで役人も浪人も、つまり腰に刀をさした人たちが全然いなかったり、町並みがやたら安普請のベニア板っぽかったり、江戸時代の人達と現代人とであっさり会話が成立したり(江戸時代の町民に「人間」とか言っても通じないと思うのですが。それに「イエス、ノー」なんてもっとわけわかんないだろうに・・・)なんていう突っ込みどころも満載な江戸時代編でしたが、まあこれはそういう映画なんだし、とこれも意外なほど気にならないで済みました。なんなんでしょうね、この不思議な納得感は。普通他の映画ならありえないのですが、この映画だとスルーできてしまうのが、観ている最中でも自分で不思議に思いつつ観てました。
で、松平健ですが、まことに残念ながらさすがにお年を召されましたね。「おれは貧乏旗本の三男坊徳田新之助だ」というおなじみのセリフがどうもお顔に寄る年波としっくりいきませんでしたし、オーズと肩を並べて戦う殺陣も、往年のキレは無かったように感じました。でもまあ、相手もいつもの斬られ役侍でなく、西洋風の怪人達でしたし、その辺の違和感は演じている方にもあったのかも知れません。それに、やっぱりあのBGMでいちいち見得を切りながら刀を振るうシーンは見ていてゾクゾクする楽しさがあります。一緒にオーズまでおんなじ風に見得を切っていたのには笑いましたが。
江戸時代編は時間も短かかったですが、私としては十分満足した十数分(多分ソレくらいだったと)でした。
で、敵をペテンにかけて現代に戻ってのクライマックス。分身できる特別な変身形態を利用しての、各種ハイパワーバージョン勢ぞろいの一人仮面ライダーズでのラスボス退治は、結構見ごたえ有りました。トドメがちょっと分かりにくくて迫力に欠けたきらいがあったように感じましたが、ソコまでの闘いで十分元はとれたと思います。
映画としては前作のライダー総集合のやつより数段面白かったです。結局主人公たちは将軍とは気がついてなかったり(ほのめかすシーンは幾つかありましたが、あれじゃ気づかないし)したのは不満ですし、次の番組のためのフォーゼ登場は個人的には唐突で蛇足でいらないと思ったのですが、まあこれくらいは仕方ないでしょう。
それと、各グリード達は結局敵に奪われたメダルを取り返せたのでしょうか? どうもラスボスと共に消えてなくなったような気がするのですが?
