昨日は、体感としては2時間足らずしか寝ていないように思います。
23時にいつものように布団に横になったものの、色々頭の中に去来するものがあって神経が休まらず、0時半に一度起きてトイレに行き、また横になってどうやらうとうとしてしっかり夢をみたのですが、2時半に目が覚めて、夢の記録を残すために記憶が鮮明なうちに手近な紙にボールペンで内容を走り書きしてから念のためもう一度トイレに立ち、また横になったもののやっぱり意識が落ちず、4時過ぎにまたトイレに立って、6時過ぎにいつもの起床時間を迎えた、という状況でした。実質、確実に寝たと言えるのは0時半から2時半までの2時間だけ。しかしながら、多分4時過ぎとかにも少しは寝ているんじゃないか、とは思います。確証はありませんが、今日一日全然眠気とか疲れとかとは無縁に仕事をこなしてきましたから、ある程度は休まっていたんじゃないか、と思うのです。ただ、単にいろいろあって躁状態が続いているだけなのかも知れません。そうなると後でその反動が来るはずなので、もしそうならこれはちと厄介です。せめて今夜くらいはゆっくり寝て、帳尻合わせを出来れば良いのですが。
というわけで、せっかく記憶を失わないように丑三つ時にメモ書きしたのですから、その夢の記録を今日はしておきましょう。
私はどこかの海の入り江にいます。入江と言っても直径5m位凹んで海水が入ってきているような小さなものです。岩場のようで、水面は立っているところの1mくらい下にあります。私は、その入江の中央やや右側に立って、海に望んでいます。右側はやや開けていますが、遠方は曖昧模糊として判りません。左側は数m先に屹立する崖があり、その向こうは隠れていて見えませんが、その向こう側に外海があることは判っています。足下の入江中央部は、巨大な一枚岩が丁度遠浅の砂浜のように傾斜をつけて海に潜り込んでおり、波がその岩の上を砂浜のそれのように駆け上がってはまた崩れて戻っていく、というのを繰り返しています。色味の無い殺風景な景色ですが、暑くもなく寒くもなく、波打ち際の様子を観ているだけでなんとなく気持の良いのんびりした感じがにじみ出てきます。
すると、海の方から小さなカニが上がってきました。甲羅の幅3,4センチくらい、色はサワガニのように地味な色味で、何故か両はさみで自分の体と同じくらいの大きさの石を持ち、頭上に掲げて海から上がってきます。石の色はほぼ黒色、堆積岩が剥離したような薄い作りで、まるでカニが頭上からの攻撃を防ぐ盾替わりにしているかのようにも見えます。
カニは、陸続として一枚岩を上がってきます。少なく見積もっても数十匹単位になるでしょう。それらが、とりどりの形や大きさの石を掲げて、波が洗う一枚岩を懸命に上がってきます。しかし、波の力は大きく、波が引いていく時にほぼすべてのカニが転げるように海に戻って行きます。石を掲げていることもあるし、これは上陸は至難の業だ、と見ておりましたら、偶然にも1匹だけ見事に波の外側まで上がってきました。
そのカニを見に行くつもりで入江を移動しようとした時、足元が急にサボテンだらけになっていました。足はいつの間にか素足に露出の多いサンダルになっており、すぐそばまで金鯱の鋭く長い棘の群が迫って、右足を囲い込んでいます。時々親指が引っかかってきますが、痛くはありません。
左足を軸に右足を前にだそうとすると、その足元に隠れていたサボテンが姿を現しました。大鳳玉です。直径20センチ、高さ50センチほどの砲弾型の球体に、長さ10センチ近い波打つような刺が、パンクの髪の毛みたいに逆立ってびっしりと生えています。緑の肌には白い印鑑程度の大きさの斑点が散りばめられ、下半身はまるで老楽のように白い綿毛で覆われています。これは見事な大鳳玉だこと、とその姿をじっくり観たくなった私は、足の踏み場を求めて別のところに右足をおろしました。するとそこにあった烏羽玉の群生を蹴り飛ばしてしまいました。直径3センチくらいの薄い緑のコロコロした大福餅のような姿が転げていきます。これはしまったな、と思いつつ、さっきの大鳳玉が気になって、体勢をどう入れ替えたものか、と思案していました。
・・・さて、これまで、カニの夢をみたことはほとんど記憶にありません。夢占いの記述によると、たくさんのカニは、度を越した防衛・自意識過剰・警戒心が強すぎる、といったようなことの現れだそうですが、確かに眠れなくなった原因の一つは余計な負荷をかけてくる仕事でお付き合いのある方の影響をいかに上手く排除するか、ということを考えていたためですので、その心理状況が反映された、ということなのかも知れません。大半は海に転げて行きましたが、一匹だけ上がってきたのは、今日多少は折り合いがついたことと無関係ではなさそうな気もします。
サボテンの方は判りません。私にとってサボテンは最も愛する特別な植物ですので、通常の夢占いの解釈では理解出来ないと思われるからです。まあ、個人的にはそれがどんな意味を持つにせよ、夢のなかで立派なサボテンを観られて十分満足なのですが。
23時にいつものように布団に横になったものの、色々頭の中に去来するものがあって神経が休まらず、0時半に一度起きてトイレに行き、また横になってどうやらうとうとしてしっかり夢をみたのですが、2時半に目が覚めて、夢の記録を残すために記憶が鮮明なうちに手近な紙にボールペンで内容を走り書きしてから念のためもう一度トイレに立ち、また横になったもののやっぱり意識が落ちず、4時過ぎにまたトイレに立って、6時過ぎにいつもの起床時間を迎えた、という状況でした。実質、確実に寝たと言えるのは0時半から2時半までの2時間だけ。しかしながら、多分4時過ぎとかにも少しは寝ているんじゃないか、とは思います。確証はありませんが、今日一日全然眠気とか疲れとかとは無縁に仕事をこなしてきましたから、ある程度は休まっていたんじゃないか、と思うのです。ただ、単にいろいろあって躁状態が続いているだけなのかも知れません。そうなると後でその反動が来るはずなので、もしそうならこれはちと厄介です。せめて今夜くらいはゆっくり寝て、帳尻合わせを出来れば良いのですが。
というわけで、せっかく記憶を失わないように丑三つ時にメモ書きしたのですから、その夢の記録を今日はしておきましょう。
私はどこかの海の入り江にいます。入江と言っても直径5m位凹んで海水が入ってきているような小さなものです。岩場のようで、水面は立っているところの1mくらい下にあります。私は、その入江の中央やや右側に立って、海に望んでいます。右側はやや開けていますが、遠方は曖昧模糊として判りません。左側は数m先に屹立する崖があり、その向こうは隠れていて見えませんが、その向こう側に外海があることは判っています。足下の入江中央部は、巨大な一枚岩が丁度遠浅の砂浜のように傾斜をつけて海に潜り込んでおり、波がその岩の上を砂浜のそれのように駆け上がってはまた崩れて戻っていく、というのを繰り返しています。色味の無い殺風景な景色ですが、暑くもなく寒くもなく、波打ち際の様子を観ているだけでなんとなく気持の良いのんびりした感じがにじみ出てきます。
すると、海の方から小さなカニが上がってきました。甲羅の幅3,4センチくらい、色はサワガニのように地味な色味で、何故か両はさみで自分の体と同じくらいの大きさの石を持ち、頭上に掲げて海から上がってきます。石の色はほぼ黒色、堆積岩が剥離したような薄い作りで、まるでカニが頭上からの攻撃を防ぐ盾替わりにしているかのようにも見えます。
カニは、陸続として一枚岩を上がってきます。少なく見積もっても数十匹単位になるでしょう。それらが、とりどりの形や大きさの石を掲げて、波が洗う一枚岩を懸命に上がってきます。しかし、波の力は大きく、波が引いていく時にほぼすべてのカニが転げるように海に戻って行きます。石を掲げていることもあるし、これは上陸は至難の業だ、と見ておりましたら、偶然にも1匹だけ見事に波の外側まで上がってきました。
そのカニを見に行くつもりで入江を移動しようとした時、足元が急にサボテンだらけになっていました。足はいつの間にか素足に露出の多いサンダルになっており、すぐそばまで金鯱の鋭く長い棘の群が迫って、右足を囲い込んでいます。時々親指が引っかかってきますが、痛くはありません。
左足を軸に右足を前にだそうとすると、その足元に隠れていたサボテンが姿を現しました。大鳳玉です。直径20センチ、高さ50センチほどの砲弾型の球体に、長さ10センチ近い波打つような刺が、パンクの髪の毛みたいに逆立ってびっしりと生えています。緑の肌には白い印鑑程度の大きさの斑点が散りばめられ、下半身はまるで老楽のように白い綿毛で覆われています。これは見事な大鳳玉だこと、とその姿をじっくり観たくなった私は、足の踏み場を求めて別のところに右足をおろしました。するとそこにあった烏羽玉の群生を蹴り飛ばしてしまいました。直径3センチくらいの薄い緑のコロコロした大福餅のような姿が転げていきます。これはしまったな、と思いつつ、さっきの大鳳玉が気になって、体勢をどう入れ替えたものか、と思案していました。
・・・さて、これまで、カニの夢をみたことはほとんど記憶にありません。夢占いの記述によると、たくさんのカニは、度を越した防衛・自意識過剰・警戒心が強すぎる、といったようなことの現れだそうですが、確かに眠れなくなった原因の一つは余計な負荷をかけてくる仕事でお付き合いのある方の影響をいかに上手く排除するか、ということを考えていたためですので、その心理状況が反映された、ということなのかも知れません。大半は海に転げて行きましたが、一匹だけ上がってきたのは、今日多少は折り合いがついたことと無関係ではなさそうな気もします。
サボテンの方は判りません。私にとってサボテンは最も愛する特別な植物ですので、通常の夢占いの解釈では理解出来ないと思われるからです。まあ、個人的にはそれがどんな意味を持つにせよ、夢のなかで立派なサボテンを観られて十分満足なのですが。