かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

最新鋭の超大型旅客機の翼に亀裂発生なんてシャレにならないのですが。

2012-02-01 21:19:27 | Weblog
 ここ2,3年、今頃は仕事でつくばに出かけていたのですが、今年はその手の仕事が自分には回ってこなくて、東に遠出する機会があんまりありません。その手の仕事が無くなってしまったわけではなくて、代わりに私よりもずっと若手の人達が行くようになっただけです。従って、恐らく今後も私にお鉢が回ってくることはまず無いでしょう。長いこと同じ職場で同じような仕事をしていますと、大体ルーチンで今頃はつくば、なんていう風に考えがちでしたが、世代交代と共にまたそういう仕事のあり方も変化していくわけで、その先にはいずれ引退、という時もまた訪れるのだろうな、と漠然と意識するようになってきつつあります。まあまだ10ン年も先の話、いえ、定年延長なんて話が本当になればさらにもっと先になるので、意識するのは少々早すぎるかもしれません。

 さて、シンガポール航空の所有する6機のエアバスA380の翼内部に亀裂が見つかったのだそうです。EUでも、エアバス社に対し翼の亀裂の問題で調査するように勧告を出しているそうですが、エアバス社は飛行に問題はない、としているそうです。まあ飛行機には年に1度も乗らず、それもエアバスに当たる可能性を考えると私個人には実害が生じる可能性はほとんどなさそうですが、翼に亀裂、という事態にはそれなりに興味が惹かれます。軽量化のための新素材の実際の耐久性を判断するのは多分まだこれからの事になるのでしょうし、コメットの悲劇のように、かなり時間が経過するまで原因が分からなかったりもした金属疲労の問題なんてのも過去ありましたから、事故が起きる前に不具合が見つかったことは僥倖ですし、是非なんとかこれを契機に「バグ取り」をきちんとやっておいて欲しいです。機械の初期不良なんて、当たっても個人的に怒り心頭になるくらいで実害などそうそうありませんが、飛行機の場合は最悪有無をいわさず何百人も死んでしまいますから大変です。しかも最近の超大型機は700とか800人とか乗れるそうですから、もしそれで墜落事故でも起きようものなら、想像を絶する事態になります。
 そう言えば大西洋で消息をたったフランスの飛行機もエアバスでしたけど、アレは原因救命は進んでいるんでしょうか? フライトレコーダーが奇跡的に回収できておりその解析が待たれるところですが、解析されたとして我が国の報道機関がちゃんとその情報を伝えてくれるか微妙なだけに、どうもヤキモキしてしまいます。

コメント
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