山口県光市の母子殺害事件、最高裁での死刑判決が確定して、ようやく終わったのか、という気がします。ある程度仕方のないこととはいえ、全てのケリがつくまで13年もかかってしまうというのがあまりに迂遠で、関係者の苦労を思うと何故もっと早くできないのか、といつもこの手の裁判には苛立ちを覚えてしまいます。しかもこれまでの法務大臣は職務である死刑執行を放棄していましたし、新しい大臣はそれなりにヤル気になっているみたいですが、何れにしても死刑確定から実際に刑が執行されるまではしばらくの時間がまだあるわけです。
ただ、私個人としては、安易に死刑にすることは反対です。それよりも、何故死刑に値するような罪を犯したのか、その要因はなんなのかを生物学的に死刑囚を使って実験・調査すべきだといつも思います。弁護団はじめ、幼少時にうんたら、とか社会がどうとか色々と免罪するための理由を並べ立てていますが、そのような境遇に置かれたヒトがすべからく罪を犯すわけでもないでしょう。専門家でもなんでもなく、根拠すら無いのであくまで個人的な暴論ですが、私はその原因は個人的な資質、おそらくは遺伝的な何らかの変異なりが大脳の活動に影響して生じているのではないか、と思っているのです。まあこの手の事件のたびに書いているので今さらそのことを改めてまた書くこともないのですが、私としてはその可能性があるのだとしたら、その身柄を使って罪を犯す者と犯さない者とに生物学的な違いが本当に無いのか、しっかり調べてもらいたいのです。そんな貴重なサンプルを、あっさりと殺して焼いて埋めてしまうなんてあまりにもったいなさすぎるというものです。
死刑制度そのものが俎上にあげられ、声の大きな人が死刑廃止論を盛んにぶちあげたりしますけど、ならばいっそ死刑は廃止して、死刑に値するような罪を犯す行為をヒトが何故やってしまうのかを、この際本気で解析するための試験材料として死刑囚を使うべきだと私は提言したいです。うまく行けば、遺伝子治療などで犯罪の芽を未然に潰す方法ができるかもしれませんし、そこまでいかなくても、犯罪傾向の強さを赤子のうちに判別し、その後の教育方法等でその因子が芽を吹かないように効果的に抑制する方法なども出来るかもしれません。いずれにしてもそれらを実現させるには、犯罪者の状態をしっかり理解する必要があります。脳学者や遺伝子研究者の中に、そういうことに興味を抱くヒトはいないものでしょうか? 日本にはいなくても、アメリカあたりだったら居ても不思議じゃない気もするのですが。
ただ、私個人としては、安易に死刑にすることは反対です。それよりも、何故死刑に値するような罪を犯したのか、その要因はなんなのかを生物学的に死刑囚を使って実験・調査すべきだといつも思います。弁護団はじめ、幼少時にうんたら、とか社会がどうとか色々と免罪するための理由を並べ立てていますが、そのような境遇に置かれたヒトがすべからく罪を犯すわけでもないでしょう。専門家でもなんでもなく、根拠すら無いのであくまで個人的な暴論ですが、私はその原因は個人的な資質、おそらくは遺伝的な何らかの変異なりが大脳の活動に影響して生じているのではないか、と思っているのです。まあこの手の事件のたびに書いているので今さらそのことを改めてまた書くこともないのですが、私としてはその可能性があるのだとしたら、その身柄を使って罪を犯す者と犯さない者とに生物学的な違いが本当に無いのか、しっかり調べてもらいたいのです。そんな貴重なサンプルを、あっさりと殺して焼いて埋めてしまうなんてあまりにもったいなさすぎるというものです。
死刑制度そのものが俎上にあげられ、声の大きな人が死刑廃止論を盛んにぶちあげたりしますけど、ならばいっそ死刑は廃止して、死刑に値するような罪を犯す行為をヒトが何故やってしまうのかを、この際本気で解析するための試験材料として死刑囚を使うべきだと私は提言したいです。うまく行けば、遺伝子治療などで犯罪の芽を未然に潰す方法ができるかもしれませんし、そこまでいかなくても、犯罪傾向の強さを赤子のうちに判別し、その後の教育方法等でその因子が芽を吹かないように効果的に抑制する方法なども出来るかもしれません。いずれにしてもそれらを実現させるには、犯罪者の状態をしっかり理解する必要があります。脳学者や遺伝子研究者の中に、そういうことに興味を抱くヒトはいないものでしょうか? 日本にはいなくても、アメリカあたりだったら居ても不思議じゃない気もするのですが。