かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

松江市訪問の記録を整理しておきましょう。

2012-02-11 21:50:37 | Weblog
 今日は春の到来を思わせる、小春日和の気持ちの良い1日でした。ただ、そうなってくると困るのはスギ花粉の飛散です。まだ今日のところは問題なさそうですが、いずれ近いうちに飛び始めることでしょう。それまでの理想的な気持ち良い季節、という極めて貴重な時間です。
 さて、昨日は時間がなくて整理もできかねたので、今日は島根県松江市に行った時の記録を整理しておきましょう。

 まずは投宿したホテル。部屋は普通のビジネスホテルでしたが、2キロ先の源泉から引いている、という温泉が各部屋のユニットバスから出るという、ちょっと普通じゃないところがありました。こうなるとゆっくり足も伸ばせる大浴場が欲しいところですが、まあそれは少々贅沢にすぎる望みかもしれません。もう一つ、変わっているのはアンティークの時計が沢山飾られているところです。


ホテル玄関にあった時計だけ撮ってみましたが、歴史のあるホテルでオーナーの趣味だったのか、各階に時計の展示がありました。




松江城の入り口です。平日の朝早くのせいか、観光客の気配はなく、静かなものでした。





 松江城の写真は昨日もアップしておりますが、少し角度違いのものも挙げておきます。ぐるりと城の周りをめぐることができますが、どこから見ても綺麗で気持ちが落ち着く良いお城だとつくづく感じました。時間がなくて登城出来なかったのが残念です。石垣も結構高く、しかもこの上の方、柵も何もなくてぎりぎり端まで行って下を覗き込むことも出来ました。私は怖かったのでとても端まで寄れませんでしたが、無粋な柵など無くてよかったと思います。



城の周りには堀が取り巻き、さらに街中は川が巡らされて、まさに川の街、水の都、という感じでした。そんな土地柄のためか、遊覧船が頻繁に行き交って、観光に一躍買っていました。これも時間があれば乗りたいところでしたが、一回2時間くらいかかるので諦めました。





 城の東側だったか、堀に沿って武家屋敷の街並みが保存されておりました。単に建物が保存されているだけでなく、ところどころ街並みをそのまま活かしてお店が開かれていたりして、今も積極的に活用されているのが印象的でした。




其の武家屋敷通りにある小泉八雲の旧居です。開放されていて、入場料を払えば小泉八雲の生活した部屋が見学できるのですが、これも時間が無くて外側だけのぞくだけで我慢しました。



街中にはこのような案内板や地図がいたるところに立っていて、私のような方向音痴でも迷うことは一切ありませんでした。



仕事に行った島根大学は、これまでいくつか訪れた地方国立大学の中でもなかなか綺麗で立派なキャンパスでした。広さはどちらかと言うと狭苦しいくらいでしたが、文系理系取り混ぜたコンパクトで機能的な総合大学のように感じました。



昼食の出雲そばです。なめらかでコシのある美味しい蕎麦でした。薬味はわさびではなく、辛子大根です。右端に紫色に見えるのがそれで、島根大学の先生が在来の大根を選抜育種し、生み出した、綺麗で辛味成分の多いそばのための大根なのだそうです。

 以上で写真は終わりです。
 雪の日ではなかったのでなんともいえませんが、訪れた短い時間の限りでは、しっとりと落ち着いた感じがなんともいえない心地よい街だったと思います。金沢もそうでしたが、日本海側の町は割りと気持の良い、住んでみたいな、と思う町が多いような気がします。


 

コメント
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