かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

原発の温度測定、熱電対しか方法がないものなのでしょうか?

2012-02-13 22:26:46 | Weblog
 今日は昼過ぎから冷たい雨が降り出しましたが、1,2週間前と違って、これが明日朝には雪になって街が真っ白に埋め尽くされるのでは? というような不安と言うか期待と言うか、なんとも言えない真冬の心境になることはどうやらなさそうです。どうも天気が周期的に変化しつつあるように感じられる、つまり、季節が大きく一歩進んで、春の空気の流れに変わりつつあるのではないか、と思えるからです。もちろんまだまだ寒い日は続きますし、本来の春には程遠いには違いないのですが、少なくともこれからは、一雨ごとに冬の終わりが近づいてくるように感じられます。もっとも、そうやって油断しているとまた痛い目を見たりするのでしょうが・・・。まあ次の悩みは、灯油を後どれだけ購入しておくか、です。なんとなく、もう1缶買うと余らせてしまいそうな気がしますし、といって在庫だけでは足らないような気がするし、とりあえず在庫がはけてから、冬の残りを勘案しつつ買うか買わないのか、買うとしたらどれくらい買うのか、を考えるつもりです。

 さて、福島第1原発2号機の炉の温度が急上昇しているのは温度計の故障の可能性が高い、と言う話、温度計のセンサーは熱電対だそうですが、なるほど、それなら故障することも珍しくはないな、と思いました。仕事で、熱電対は割としょっちゅう使うのですが、時折トンデモない数字をはじきだしてくれるのを見ることができます。大抵経年劣化で電気接点の接触不良だったり断線だったりするのですが、原発よりも遥かに緩い環境で使っていてもそうなのですから、いくら原発用に耐久性の高い素材を使っていても、あれだけの事故から既に1年近く経過している事を思えば、故障して異常値を表示したりしてもそう不思議には感じません。もっとも、出来れば既存の熱電対センサー以外の方法で、できるだけ正確に炉内温度を測定する方法を何とか考えてもらえないかとも思います。結局それがないばかりに、342.2℃だとか400℃超えとか、センサーの故障ならなんの意味もない数字ばかりが大げさに喧伝される結果になってしまっています。本当に何か方法はないものなのでしょうか? 宇宙線の一種ミュー粒子を使って原発内を透視しよう、というような研究が進められていると聞きましたが、そんなふうな計測方法で温度を測るようなことができないものなのか、物理屋さんや工学屋さんに伺ってみたいものです。

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