かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

南極の氷の下に広大な淡水湖があるというのも驚きですが、其の氷の厚さも一驚です。

2012-02-08 22:34:16 | Weblog
 少し暖かくなってほっとしたのもつかの間、またぐうっと寒さが募るというのは、ずっと寒いままよりも身体に堪えます。しかも今日の季節風の強かったこと。こちらは冬には西から二上山、葛城山、金剛山を越えた冬のからっ風が時に強烈に吹き荒れるのですが、今日の風ときたら、西に向けて歩いていたらビュッときた瞬間足を強制的に踏み止まらせたくらいに猛烈でした。風に煽られて足が止まるなんて、台風の時くらいではないでしょうか? もう少し強ければ、身体が持っていかれて尻餅くらいついていたかもしれません。それ位一驚に値する季節風でした。しかし明日はどうなるでしょうか。出来れば寒波には早々に北へ退場願いたいのですが、居座りはしないもののその足取りはけしてコチラの望むほど速くはなさそうなのが厄介です。
 
 寒いといってもこちらはせいぜい氷点下数度と言ったところが関の山ですが、そんな寒さを生み出す拠点の一つ、南極で、ロシアの調査部隊が3768mもの氷を突っ切り、その底に眠る淡水湖に到達しかけているのだそうです。南極の氷の下に隠れている大陸には、その表面に淡水を湛えた湖が百幾つかあるそうなのですが、今回壮挙が成し遂げられようとしているのは、その中でも最大の大きさを持つボストーク湖という名前の淡水湖なのだそうで、その大きさたるや、琵琶湖の20倍以上、北米大陸の5大湖に匹敵するのだとか。富士山一個分の厚さの氷に封じ込められたのが2500万年前なのだそうで、そのまま封印され続けた大量の淡水の中にいったい何が隠れているのか、実に興味深いものがあります。
 それにしても、南極の氷の厚さというのはやはり半端ないですね。厚さ4キロの氷だなんて、正直想像もつきません。宇宙しかり、深海しかり、南極の氷の底しかり、で、まだまだ地球やその周辺には謎が山のように残っているものですねぇ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする