NASAが去年の11月に打ち上げた火星探査車が、無事火星に到達、第一報の画像データを送信してきたのだそうです。これは本当にたまげたニュースで、NASA公式サイトでその瞬間歓喜の渦に巻き込まれる管制室の様子を観て、本当に本当なんだ、と実感させられました。
これまで火星に送り込まれたマシン達の多くが到達できなかったり到達しても動かなかったりした成功することが難しい試みであり、今回の火星探査車、好奇心(キュリオシティ)と言う名前のマシンは、重さ900kgとこれまでで最大の図体を持ったシロモノで、しかも、その着陸方法が、地上1600mで大気圏突入カプセルから切り離された着陸支援装置が、複数のロケットの噴射で更に減速し地上20mでホバリング、キュリオシティをワイヤーで吊り下げて地表近くまでおろし、ワイヤーを切断し本体を地上に安全に降ろした上で着陸支援装置は邪魔にならないところに飛んでいって落ちる、その全てを自動的に実行、しかも一発勝負という、素人目にはアニメの主人公メカの起動並みの確実性がなければ大変困難だろうと思われる計画だったからです。
でも、NASAは現時点ではその全てをクリアして無事火星に探査車を届けたと信じられるわけで、はやぶさの時とはまた違う驚きと感動を覚えさせてくれるものでした。
もっとも、実際に無事に届いたかどうかは続報を待たねば判りません。今回の探査目的は、元水があったと目されるところで岩石等を採取し、そこから生命の痕跡を探すというものだそうで、サンプルの採取装置や分析装置、地球と連絡を取り合う通信装置とか、そもそもそれらを動かすエネルギーを生み出す太陽電池などの電源周りとか、ひとつでも不具合があればミッションそのものが瓦解するかもしれません。出来れば五体満足つつがなく火星に届いていて欲しいですが、それは今後の数々のテストで明らかにされていくのでしょう。
これで生命の痕跡が確実に見つかれば、次はいよいよ生命そのものの探索に乗り出すのでしょうか? あるいは有人探査に向けて大きく舵が切られるのか。
実にワクワクさせられる未来への扉が、開いた感じがします。

これまで火星に送り込まれたマシン達の多くが到達できなかったり到達しても動かなかったりした成功することが難しい試みであり、今回の火星探査車、好奇心(キュリオシティ)と言う名前のマシンは、重さ900kgとこれまでで最大の図体を持ったシロモノで、しかも、その着陸方法が、地上1600mで大気圏突入カプセルから切り離された着陸支援装置が、複数のロケットの噴射で更に減速し地上20mでホバリング、キュリオシティをワイヤーで吊り下げて地表近くまでおろし、ワイヤーを切断し本体を地上に安全に降ろした上で着陸支援装置は邪魔にならないところに飛んでいって落ちる、その全てを自動的に実行、しかも一発勝負という、素人目にはアニメの主人公メカの起動並みの確実性がなければ大変困難だろうと思われる計画だったからです。
でも、NASAは現時点ではその全てをクリアして無事火星に探査車を届けたと信じられるわけで、はやぶさの時とはまた違う驚きと感動を覚えさせてくれるものでした。
もっとも、実際に無事に届いたかどうかは続報を待たねば判りません。今回の探査目的は、元水があったと目されるところで岩石等を採取し、そこから生命の痕跡を探すというものだそうで、サンプルの採取装置や分析装置、地球と連絡を取り合う通信装置とか、そもそもそれらを動かすエネルギーを生み出す太陽電池などの電源周りとか、ひとつでも不具合があればミッションそのものが瓦解するかもしれません。出来れば五体満足つつがなく火星に届いていて欲しいですが、それは今後の数々のテストで明らかにされていくのでしょう。
これで生命の痕跡が確実に見つかれば、次はいよいよ生命そのものの探索に乗り出すのでしょうか? あるいは有人探査に向けて大きく舵が切られるのか。
実にワクワクさせられる未来への扉が、開いた感じがします。
