かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

ムカデ一匹で唐突な死を迎えるとは、理不尽にも程があります。

2012-08-12 22:09:19 | Weblog
 夏コミも終わりましたね。今年は連日あいにくの雨だったそうですが、参加された方々は恙無く楽しめたのでしょうか? 私はもう行かなくなって久しいですが、夏コミが終わるとなんとなく夏も終わりだな、という一種の季節感としてはまだ意識してたりします。数年前の修羅場がまだ身体記憶として残っているのかもしれませんね。

 そんな夏の最中、愛知県の東名高速で、車内のムカデ騒ぎに対処しようとした42歳の男性が、大型トラックにはねられて亡くなったとのことです。家族連れで海水浴に行く途中だったそうですが、路側帯に車を止めて車道側のスライド式の後部ドアを開けて車内を調べていた、といいますから、身体は車道側に出ていたのでしょうか。はねたトラックの側も42歳だったそうですが、なんともお互いに運が悪い、というだけでは割り切れないような後味の悪い事故に思えました。
 それはともかく、車内にムカデ、という状況、たまに聞くのですが、私自身は今まで遭遇したことがありません。前の前に住んでいた家は今頃だと毎晩のようにムカデが家の中に侵入してきてちょっとしたパニックになるのが常の、山際の竹林のそばの一軒家でした。冬に庭を掘り返したら30センチ四方ほどの面積に何匹も冬眠していて、結局冬中端から庭を掘り返してひたすらムカデを退治しまくった年もあったくらいムカデムカデした場所でした。その時乗っていた車もまた竹林を一部刈り込んで更地にしたのを駐車場にしていて、ムカデはうようよ居たに違いない環境でしたが、底で暮らす間車の中で見かけたことは一度もありませんでした。家ですと、僅かな隙間からいくらでも入ってこれるので、ある意味仕方ないと思うのですが、車だと一体どこから侵入してくるのか、大変気になります。知らないだけで車も結構隙間があるのか、はたまた荷物などにくっついてわざわざ入れてしまうのか。そういえば水に落ちた車が徐々に沈んでいくのを見てみますと、やっぱり水が侵入する程度の隙間はあるのだろうかとも思えますが、はたして?
 まあ何れにしても、自分の車には今後共ムカデなど出てこないように祈るばかりです。この42歳の男性に魔が差したのを論難するのは簡単ですが、実際に車内の限られた空間にそんなものが現れた日には、私なら果たして冷静に路側帯に車を止められたかどうか。たかがムカデ一匹、といえない位に存在感のあるような毒虫は、ミバエや蚊のように遺伝子工学を利用してこの世から消えてもらう位の事をしても差し支えないとさえ思えます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする