今日も大気の状態が不安定、だとかで、午前中はいつもどおりの猛暑まっただ中な灼熱の日差しが降り注ぎ、昼からは雲が多くなってきて、夕方には雄大な入道雲がそこここに立ち上がり、ゴロゴロと不機嫌そうな雷も鳴り響いて、これは降るかな~♪、と期待していたら結局その時はほんの数滴落ちてきただけで、夜になってから少しまとまってシビシビと降ってくる、という天気でした。このまま全然降らず仕舞いなら蒸し暑さもあってフラストレーション溜まりっぱなしになりましたが、一応とりあえずは雨もあって気温も下がりましたから、結果オーライで今夜はよく眠れそうです。もっとも、明日もやっぱり猛暑と雷雨の予報です。はるか西には台風が2つもうろちょろしていますし、しばらくは荒れた天気が続くのかもしれません。
さて、長崎県の国営諫早湾干拓事業、2年前の12月に高裁判決で開門が義務付けられ、時の首相菅直人氏が上告を勝手に断念、はしごを外された長崎県が猛反発して未だ開門できずにいる、という話。さすがにとうにかたはついているのかと思っておりましたら、全然ほとんど進まずじまいの状況だったようです。今は、農水省が開門調査に向けた環境影響評価を公表したところとのことで、長崎県の意見を踏まえて改正したとはいえ、長崎県もそれを受け入れて調査に前向きに、と言うことはまるで無く、話は平行線のママのようです。その是非は今後も政治なり裁判なりで白黒つけられたら良いと思うのですが、開門して海水が入り、使えなくなる農業用水源について、農水省は従来の地下水案に加えて海水の淡水化利用を考えているという話には、流石に空いた口がふさがりませんでした。海水を装置を使って淡水化した水なんていうとんでもなくバカ高い水を田んぼに使うなんて、農水省も万策尽きてとうとう錯乱してしまったんじゃないか、と疑われるほどでした。どう考えても無理筋というもので、こういう時はガラガラポンで一切合切投げ出してリセットでもしないと、きっと何時まで経ってもどっちにも転ばず煮え切らないままお金だけが虚空に消えていく、という馬鹿馬鹿しい事になることでしょう。といってもこういうことを官僚任せにすること自体おかしな話で、開けろと要求する佐賀県と開けるなという長崎県があるなら、その間に立って大所高所から判断をし不利になる方には何らかの手当てをつけるなど決断をするのが政治家の仕事であるはずです。そこがしっかりしていたなら、「淡水化装置で作った水を農業用水に」なんていう不思議な話も出て来なかったんじゃないでしょうか? それができていない政治も、結局ガラガラポンするしか無いのかもしれませんね。
さて、長崎県の国営諫早湾干拓事業、2年前の12月に高裁判決で開門が義務付けられ、時の首相菅直人氏が上告を勝手に断念、はしごを外された長崎県が猛反発して未だ開門できずにいる、という話。さすがにとうにかたはついているのかと思っておりましたら、全然ほとんど進まずじまいの状況だったようです。今は、農水省が開門調査に向けた環境影響評価を公表したところとのことで、長崎県の意見を踏まえて改正したとはいえ、長崎県もそれを受け入れて調査に前向きに、と言うことはまるで無く、話は平行線のママのようです。その是非は今後も政治なり裁判なりで白黒つけられたら良いと思うのですが、開門して海水が入り、使えなくなる農業用水源について、農水省は従来の地下水案に加えて海水の淡水化利用を考えているという話には、流石に空いた口がふさがりませんでした。海水を装置を使って淡水化した水なんていうとんでもなくバカ高い水を田んぼに使うなんて、農水省も万策尽きてとうとう錯乱してしまったんじゃないか、と疑われるほどでした。どう考えても無理筋というもので、こういう時はガラガラポンで一切合切投げ出してリセットでもしないと、きっと何時まで経ってもどっちにも転ばず煮え切らないままお金だけが虚空に消えていく、という馬鹿馬鹿しい事になることでしょう。といってもこういうことを官僚任せにすること自体おかしな話で、開けろと要求する佐賀県と開けるなという長崎県があるなら、その間に立って大所高所から判断をし不利になる方には何らかの手当てをつけるなど決断をするのが政治家の仕事であるはずです。そこがしっかりしていたなら、「淡水化装置で作った水を農業用水に」なんていう不思議な話も出て来なかったんじゃないでしょうか? それができていない政治も、結局ガラガラポンするしか無いのかもしれませんね。
