かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

レーザー砲の次はレールガンの実用化とは、アメリカ海軍は未来に生きているんだな、と思いました。

2014-04-11 21:08:33 | Weblog
 昨年の昨日、アメリカ海軍が2014年にレーザー砲を艦船に搭載して実戦配備するそうだ、というニュースを観た記事を書きましたが、今度は開発中のレールガンを試作し、2015年から2016年の間に最新鋭の高速輸送艦に搭載し、実証試験に入ると発表しました。射程は200キロ超、弾速はマッハ7超に達するのだそうで、従来の艦砲が音速の2倍程度なのに比べると圧倒的に速い弾が遥か遠くまで届くという、なんとレールガンとはとんでもない兵器なのか、と感じされられます。そんな速度で撃ち出される弾丸なんて摩擦ですごい熱を持つことになるのでしょうし、ほとんど想像を絶するものになるのでしょうね。ただ、ミサイルと違って誘導はできなさそうですし、ミサイルなどの既存の兵器と比べてどれくらい有効なのか、と疑問に思わないでもありません。多分、レーザーと一緒で一発のコストがずっと安上がりになるんじゃないか、と思ったりもしますが、そんな爆速で撃ち出される以上、摩擦熱で溶けてしまわないような特殊な弾体何じゃないか、と想像しますし、それでもミサイルよりは安くつく、ということだったりするんでしょうか。そう思ってちょっとググってみたら、ちゃんとコストも出ている記事がありました。それによると、レールガンの砲弾は1発2万5000ドル、ミサイルは1発50万~150万ドルもするのだそうで、それに比べると確かに間違いなく安い弾と言えそうです。
 実戦配備には熱の問題とかまだまだ色々課題があるそうですが、順調に開発が進めば、あと数年もすればレーザー砲とレールガンを搭載した次世代型イージス艦なんてのが出て来るのかもしれません。そうなるともういわゆる軍艦、というような姿ではなくなっていたりするのかもしれませんね。

 
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