かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

罪はないのでしょうけれど、人一人の人生を誤らせた責任の一端は少しはあるんじゃなかろうか?

2015-01-10 21:53:56 | Weblog
 正月休み明けから一週間でまた三連休と、なんとも休みぐせが心身にこびりついてしまいそうで元の生活に戻るのに苦労しそうな週明けですが、まあ折角の休み、なんとか休みボケしないよう生活を律していくと致しましょう。という訳で今日は午後に買い物を兼ねて1時間半ほど散歩に出かけましたが、久しぶりに歩くと気分は晴れやかになるものの体の方は考えていたよりもずっとダメージを食らったようで、帰宅後はやたらと眠気が強くなり、危うくPCのキーボードに突っ伏して寝てしまう所でした。昨年4月以降、職場が街中になったこともあってあまり歩かなくなってしまったのですが、当たり前なことながら体力は低下するもののようです。やはり日頃からも少しは運動するようにしないといけないな、と認識した今日の散歩でした。

 さて、わが町橿原で起きた釣り銭詐欺容疑の事件、後から出てきた情報によると、消防士氏が出したのは、1万円札1枚と5千円札1枚だったのだそうです。はじめ、1万円札1枚と千円札5枚だと聞いていたような気がするのですが、そもそも1万3千幾らの金額に何故1枚千円札を余分に出すのだろう? やっぱり酔っていたから? と考えておりました。でも実際は違っていたわけで、となるとコンビニ店員がいかに多忙でパニクっていたからといって、何故にこの2枚のお札で6万円と誤解してしまうのか、それが余計わけ判らなくなってしまいました。世の中には5万円札なんて存在しないのですし。
 ただ、弁護士によるとこのコンビニ店員には一切罪がないのだそうです。どうも理解し難い法律の話ですが、そういうものだと言われれば悪法もまた法なりで納得できなくても頷くしかありません。後は消防士氏が主張するところの、酔っぱらいによる「責任能力」や「故意の否認」が通用するかどうかなのですが、この手の主観的な事情など当の本人以外に判る道理はなく、その場で何か心理学的なテストでも受けでもしない限り客観的なデータもありえず、肯定にせよ否定にせよ、明確に証明など出来るはずがありません。ならば、疑わしきは被告人の利益に、の原則に則り、厳重注意にとどめて不起訴でけりをつけるのが無難というものでしょう。そもそも個人的には逮捕すること自体異常だと思いますし。
 もっとも最近は、痴漢冤罪などではそのような原則はハナから無視されている模様でいったい司法の現場はどうなっているんだろう? と疑問が募るこの頃では有りますが、まずは一体この後どういう風になるのか、結果をしっかりと見てみたいです。


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