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かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

30年を経て再びトルコに頼る日が来るようですが、日本もいい加減自分でできる事を増やさないと。

2015-01-30 22:41:37 | Weblog
 イスラム国の人質事件、2億ドルの次はヨルダンに拘束されている死刑囚との人質交換の要求、期限は24時間、と言うのがあってその起源も過ぎましたが、新しい情報は入って来ていないそうです。イスラム国との直接交渉の窓口を持たない日本としてはヨルダン当局にお任せするより無いのですが、情報がこないのが良い兆候なのか悪い兆しなのかも判らないのがなんとも居心地の悪さを覚えさせられます。業を煮やしてか、捕まっている後藤氏が自決して欲しい、との話を公表するヒトも出てきて、何もかも混沌とした有り様です。そんな中、政府筋なる向きからは、トルコにも協力要請をしているとの発言があった、との報道もありました。過ぐる30年前、イラン・イラク戦争でテヘランに取り残された日本人200人以上を救ってくれ、東日本大震災でも尽力してくれたトルコですが、イスラム国との交渉でも過去実績を上げてきたことでもあり、今度もまた、助けてくれるのだとしたらもうただ感謝するしかありません。
 ところで、安部総理は、今回の件を契機としてか、自衛隊特殊部隊による海外での救出作戦などが可能になるよう、法整備を検討しようという意志を表明されましたが、今回のようなケースに自衛隊を投入できるようにするのはいくらなんでもハードルが高過ぎる気がします。でも、そういう議論を進められれば、30年前、海外派兵反対の一点張りで200名以上の国民の命を軽んじた社会党のような人を生んだ悲喜劇くらいなら、避ける事が出来そうな気がします。人様の迷惑にならないように、は子供の頃にしつけられた大原則の一つですが、国同士でもやたら頼るばだけでなく、自分達でできることは自分たちの手で行って、周りに迷惑をかけずに済むようにというのは、ごく自然の想いというものでしょう。今回の件は今回の件として全力で外交努力をしてもらうのは政府として当然のことだと思いますが、今後のためにも是非この手の検討は前向きに進めてもらいたいですね。

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