かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

どうやら、人の寿命は115歳位が頭打ちというのが自然の摂理なのだそうです。

2016-10-06 20:03:02 | Weblog
 本日の最高気温は、27.3℃。全般的によく晴れた台風一過と呼ぶにふさわしい空模様でしたが、時折流れてくる黒雲が日を隠し、いかにも雨が降りそうな様子に見えるのが厄介でした。結局一滴も降ることはありませんでしたが。そんな暑さが感じられる天気も今週いっぱいまでのようで、週明けからは一気に秋めいてくるようです。週末に毛布の一枚も干しておきたいところですが、どうも土日は雨のようなのが残念です。

 さて、アメリカでヒトの寿命の終着点が明らかにされた、というニュースを見ました。アルバート・アインシュタイン医科大学の研究チームによると、世界の約40か国の人口統計データを詳細に調べた結果、長年、栄養状態の改善や医療の進歩で上昇を続けていると目されていた最高寿命の上昇が、既に1990年代におよそ115歳でストップしていることがわかったそうです。このことから、ヒトの寿命は、今後従来型の医学がどれだけ進歩しようがそれ以上伸びることはなく、125歳に到達できる確率は1万分の1以下、どう頑張っても普通は115歳までという終点がヒトという種の自然の限界である、という結論に達したとのことでした。
 「過去数十年間における医学の進歩は、平均寿命と生活の質を上昇させたかもしれないが、最高寿命を伸ばすことには寄与していない」というのが彼ら研究者の結論です。
 なるほど、確かに長生きしてお年寄りになっても活動的な若々しいヒトは増え、全体的に死ににくくなりましたが、だからと言って120歳を越えて生きるようなヒトはまず存在しません。
 ただ、これはあくまで「従来の医学」の延長線上には120歳超えは無い、という結論であって、IPS細胞やサイボーグ技術など、従来の医学からは一線を画した新技術医療が実用化されるようになってくると、また話が変わってくるかもしれません。私自身は極力長生きして先々の未来を体感してみたいと思うのですが、果たしてそれもどこまで「観る」事が叶うものなのか。できれば、今後50年以内くらいに寿命の限界をブレイク・スルーする画期的な研究が実現しないものか、と密かに期待します。


コメント
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