かっこうのつれづれ

麗夢同盟橿原支部の日記。日々の雑事や思いを並べる極私的テキスト

意気込みはもちろん大事ですが、それだけでは勝てません。ましてや劣勢なんですから・・・。

2016-10-11 22:00:12 | Weblog
 今日は、昨日に引き続き上天気の一日になるかと思っておりましたら、そんな空模様は午前中だけで終わり、午後は曇り空に北からの微風で薄ら寒い一日になってしまいました。最低気温は朝の冷え込みで12.1℃でしたが、最高気温は21.6℃で、午後も晴れていればもう少し上がったかも? と期待されるような午前中の日差しだっただけに少々残念です。特に、昨日同様さわやかな秋晴れになると思っていましたので昨日はたっぷりサボテンに水をやっておいたのですが、こんな天気が続いてはヘタをしたら根腐れを起こしてしまいます。明日こそはしっかり秋の日差しを届かせて欲しいものです。

 さて、ネットニュースを渉猟していましたら、次のような話が見えました。
「民進党の野田幹事長は、福岡県久留米市で記者団に対し、衆議院の解散・総選挙について、「過半数を狙えるよう全力を尽くすのが筋だ」と述べ、政権の獲得を目指し候補者の擁立を急ぐ考えを示しました。」
 元ネタは公営放送のニュースのようですが、これを読んだ瞬間、野田幹事長には失礼ながら思わずプッと吹き出してしまいました。一体どうやってそんな事を実現するのか? 何か具体的な目算でもあるのか? ともしそうならいよいよ民進党も終わりかと思ったのですが、どうやら政治家たるもの、選挙ではそういう意気込みで戦わないといけない、というスローガンというか意気込みというやつで、戦略的な勝利の目算があっての話では無さそうだ、ということが判り、少し胸をなでおろしました。どれほど弱っても野党第1党たる民進党には今少し踏ん張っていただかないと結局自民党にしか頼れないというのは甚だ選択肢が窮屈なわけで、民進党に替わる有力野党が育つまでは、ある程度持ちこたえていただく必要があると思います。次の世代のための礎、すてがまりとなれば十分その使命は果たし得たと言って良いのではないでしょうか? もちろん、本当に心の底から反省して生まれ変わるのであれば、新生民進党でも良いのですが、多分不死鳥のごとく一度滅んで灰になってからでないとそんなことは難しそうにも感じますので、あまり無理をすることもなかろうとも思います。
 実際、今解散総選挙があったとして、安部総理の高支持率を前にして今の民進党にどれだけ勝算があるのでしょうか? 党首こそ替わりましたが、国籍問題でケチを付けただけで特に何をなしたわけでもなく、これでどう劣勢を挽回しうるのか、先ほどのニュースで思わず吹いてしまったほどにその手立てが私などには見えません。何か秘策でも持っているのならよいでしょうが、本当にどうなさるおつもりか、有権者としては、意気込みだけじゃなくてある程度は具体的なところも聞かせてもらいたいと思います。

コメント
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